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日本通な外国人観光客 初訪日の妻を連れて青森へ 選んだパワースポットとは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

スロバキア人の(左から)アンドレイさんとバルボラさん【写真:Hint-Pot編集部】
スロバキア人の(左から)アンドレイさんとバルボラさん【写真:Hint-Pot編集部】

 日本人にとって、神社は身近な存在。自然が多く、日本の文化や宗教に触れることができ、外国人観光客からも人気のスポットです。日本に住んでいたことがあるスロバキア人男性は、初訪日の妻を連れ青森を観光したときに神社を訪れたそうです。ふたりが感動した、青森随一のパワースポットとは。

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朱色の鳥居が立ち並ぶ千本鳥居が美しい

 普段はオーストラリアで暮らしているという、スロバキア人のアンドレイさんと妻のバルボラさん。アンドレイさんは日本に4年間住んでいた経験があり、今回は日本に来るのが初めてというバルボラさんとともに1週間滞在しました。

 ふたりは東京で2泊した後、青森県へ。実は、アンドレイさんは日本在住当時にも青森へ行った経験があるそう。この時季にせっかく日本に来たからこそ、雪が降り積もった美しい山や、樹氷が立ち並ぶ幻想的な風景をバルボラさんに見せたかったといいます。

 その旅の途中で、つがる市にある高山稲荷神社を訪れました。同神社は鎌倉から室町時代にかけて創建されたと伝えられており、千本鳥居が名物。約200基の鳥居が日本庭園の間を縫い、小高い丘陵に向かって並んでいます。その神聖な雰囲気からも、青森随一のパワースポットと呼ばれているのだとか。

 千本鳥居といえば、京都の「伏見稲荷大社」が有名ですが、壮観さでは負けません。アンドレイさんはそこで、ある体験をしたといいます。

「ちょうど年明けだったから行ったんだ。そこで、だるまを燃やしたよ」

高山稲荷神社前で、小さなだるまを持つふたり【写真提供:アンドレイ】
高山稲荷神社前で、小さなだるまを持つふたり【写真提供:アンドレイ】

 日本で古くから伝わる縁起物であるだるま。アンドレイさんたちが燃やした手乗りだるまは、紅白の対になったもので、しっかりと目が描き込まれていました。ふたりはどのような願いを叶えたのでしょうか。

 実は、バルボラさんのお腹の中には新たな命が宿っています。今度は親子3人でぜひ日本に遊びに来てほしいですね。

(Hint-Pot編集部)