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日本に妻を連れてきたスロバキア人男性 食べさせたかった青森の“名物”とは 「どれもおいしい」
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「また日本へ行きたい」と思う外国人観光客は、日本のどんなところに魅了されるのでしょうか。過去に日本在住歴があるスロバキア人は、青森県で見た冬景色に感激し、それを妻に見せたいという思いで再訪日。そこで、初めて日本へ来た妻に食べさせたかったものがあるといいます。何だったのでしょうか。
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初訪日の妻に見せたかった景色と青森のリンゴ
過去に4年ほど日本に住んでいた経験がある、スロバキア人のアンドレイさん。今回は妻のバルボラさんと一緒に日本へやってきました。バルボラさんは初めての訪日です。
日本に1週間滞在する予定のふたり。東京で2日過ごしたあと、青森県まで足を運びました。アンドレイさんは日本在住中に青森へ行ったことがあり、そこで見た景色をバルボラさんに見せたかったそうです。
「バルボラに山とスノーモンスター(樹氷)を見せたかったんだ」
その幻想的な風景に、バルボラさんは大感激。見に行った日は天気も良かったようで、「普段だったらこんな美しい姿は見られないって聞いた」とその日のことをうれしそうに振り返りました。さらに、アンドレイさんには、樹氷のほかにもバルボラさんに楽しんでほしいものがありました。
「なんといってもリンゴだね。種類が豊富なのはわかっているんだけど、どの種類でも、青森のリンゴならどれもおいしいから」
リンゴは世界各国で楽しまれており、その特徴は地域によってさまざま。欧米で食べられているのは、小ぶりで甘さが控えめなものが多いようです。一方、日本では大玉で、蜜入りの甘くてジューシーなリンゴが多く出回っています。
そんな日本のリンゴの生産量6割を占めているのが青森県です。アンドレイさんがいうようにさまざまな種類があり、青森県内で主に栽培されているのは約50種類にもなります。バルボラさんも、青森県で食べたリンゴを気に入った様子。「アップルパイとアップルサイダーがおいしかったわ」と、その味を振り返りました。
農家の人たちのたゆまぬ努力で、美しい見た目と安定したおいしさのリンゴは、私たち日本人にとっては当たり前になっています。しかし、それは世界的にも珍しく、とてもありがたいこと。青森県のとびきり甘~いリンゴは、ふたりにとって忘れられない思い出になったでしょう。
(Hint-Pot編集部)