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「懐の深さが日本の良さ」 フランス人俳優が語る日本のすごいところ 新たな気づきに感謝の声
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日本人だとなかなか気づくことができない、日本の素晴らしさ。日本で暮らす外国人は、いったいどんなところに魅了されているのでしょうか。フランス人YouTuberのオレリアン・プダさんの友人は、日本の歴史的な祭りに参加したときのことを振り返り、「フランスにはまったくない」とその感動を語りました。フランス人が「日本のここがすごい!」と感じた点とは。
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歴史的な盆踊りに参加して気づいたこと
フランス人から見た日本の素晴らしさを紹介している、日本在住フランス人YouTuberのオレリアンさん。「日本のここがすごい! フランス人の意見が深かった」と、友人で俳優のロバさんの意見をYouTubeショートで紹介しています。
ロバさんが日本の素晴らしさに気づいたのは、三大盆踊りのひとつである「郡上おどり」に参加したときのこと。岐阜県郡上市八幡町で毎年夏に開催される伝統的な盆踊りで、とくに盂蘭盆会の朝まで踊り明かす「徹夜おどり」が有名です。2022年には、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。
400年以上の歴史があるお祭りを生で体験したロバさんが、とくに驚いたのは「歴史が長いと言っても、『昔のものではない』。現代のもの」になっているということ。「年配の方が行っている『保存会』という正しい踊り方を守る会もあって、同時に踊りを少し変化させたりしている楽しみながら踊っている地元の若者もいて……」と、伝統は大切にしながらも、今にフィットするよう変化を楽しむ、日本人の柔軟性に驚いたようです。
ロバさんは「歴史の長い祭りが生き続けることが素晴らしいなと思いました」「フランスにはまったくない」と、日本とフランスの違いを比較しています。
コメント欄には、「ロバさんは郡上おどりの歴史や背景をちゃんと理解しながら、言葉使いのきれいさに頭が下がります」「日本人より詳しく語ってくれたことに感謝します」など、感謝の声が。また、「変化と文化を同時に受け入れる懐の深さが日本の良さなのでしょうね!」「伝統を引き継ぐのは日本の美学。なくしてはいけないことですね」など、改めて日本の素晴らしさに気づいたという感想が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)