世界的にもユニークな文化を持つといわれる日本。しかし、多くの国を旅行したことがあるというポーランド人は、日本に似ている国がヨーロッパにあるといいます。どこなのでしょうか。

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1週間の滞在を予定しているパトリックさんとパベルさん

　これまでに50か国以上を旅してきたという、ポーランド人のパトリックさんとパベルさん。海外旅行経験が豊富なふたりですが、日本に来たのは今回が初めてだといいます。

　1週間の滞在を予定しており、大阪、奈良、京都をめぐって東京にやってきました。このあとは、河口湖を訪れたいと考えているそうです。

　そんなふたりに、日本を旅してみての印象を聞きました。すると、パベルさんは「アジアの中のスイスのような雰囲気」と表現。

　雄大なアルプスに囲まれたスイスは、豊富な水に恵まれ、水の国ともいわれています。スイス政府観光局によると、「スイスの飲料水は、アルプスの源泉または地下水からの天然水が80％を占めており、水質には厳しい基準・審査が」あります。水道水を問題なく飲めるところは、日本とよく似ていますよね。

　共通点はほかにも。スイスはヨーロッパのなかでも、公衆トイレがきれいだといわれています。パベルさんは「ゴミがなくて、トイレもきれいで……」と、日本のトイレや街中の清潔さに感動したようです。

鉄道網は発達していて便利だけど…

　衛生面だけでなく、進歩的な街中の様子にもびっくりしたというふたり。日本ではコロナ禍を機に、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどで、店員を介さずに会計ができるセルフ決済レジの導入が、一気に加速しました。

　店員とやりとりすることなく購入できるのは、海外から来たふたりにとって便利に感じたようです。

　ただ一点、「不便だ」と感じたものがあるといいます。それは、電車の切符。「交通網も発達していて便利だけど、会社ごとに切符を買わなきゃいけないのはちょっと大変だった」と振り返りました。

　実は、訪日外国人旅行者の向けの交通系ICカードは、さまざま販売されています。各社いろいろな優待特典があるので、ふたりが今度日本へ来たときはぜひ利用して、もっと便利で快適な旅を楽しんでほしいですね。

（Hint-Pot編集部）