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「日本あるある」 ジョージア大使にハプニング 「丸儲け」と思えた出来事とは
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世界的に見ても治安が良いといわれる日本。外国人の多くが、安全な街や、モラルを持って行動する日本人に対する驚きを語っています。ジョージアの駐日大使館で特命全権大使を務めるティムラズ・レジャバさんは、ゴールデンウィーク期間中に、あるハプニングから、そんな日本らしい体験をしたようです。
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「『丸儲け』と感じるのはどうしてだろう」
日本文化への深い関心と流暢な日本語、ウィットに富んだ投稿で人気を集める、ティムラズさん。先日は京都を訪れたお土産に銘菓と出合い、「『騙されたと思って』系はだいたい大当たりだと検証できました」と報告し、話題を集めました。
そんな楽しい旅を終えて東京へ戻ったティムラズさんですが、翌々日、帰京のため利用した鉄道会社の“ある窓口”の前で、撮影した写真を投稿しました。
「得したわけでもないのに財布を見つけると『丸儲け』と感じるのはどうしてだろう。それは拾ってくれた人たちによる優しさからくるものでしょう。
JR東海ありがとうございます」
添えられた写真には、左手にブラウンの長財布を持つティムラズさんの姿が写っています。背景には、オレンジ色のJR東海のロゴマークと、「東海道・山陽新幹線 忘れ物承り所」の文字が……。綴られた投稿内容と合わせて察するに、ティムラズさんは新幹線に財布を忘れてしまったようです。
どの時点で、財布が手元を離れてしまったのかはわかりませんが、「『丸儲け』と感じる」と語っていることから、中身も無事に戻ってきたのでしょう。
この投稿は反響を呼び、9000件以上の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「見つかって良かったです」「いつまでも『お財布が戻ってくる国』でありたいです」「日本あるあるです」「我が国の誇れるところです」などの声が。
また、「私は先週スマホを落としましたが、戻って来ました。失くしたものが帰って来るなんて、届けてくださった方に心から感謝ですね」といった同じような体験をした人のほか、交番へ届けたり落とし主を追いかけたりした“拾い主”経験者の声も寄せられています。
財布やスマートフォンを拾ったら“きっと困っている”と考え、持ち主に戻るように行動するのが日本人の素敵なところ。どんな人にも「拾ってくれた人たちによる優しさ」をずっと、感じてもらえるようにしたいですね。
(Hint-Pot編集部)