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日本の「真面目な国民性が好き」 外国人女性が感じたほかの国との違い 感激した光景とは
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外国人が日本人に対して抱くイメージはさまざま。ポリネシアンアーティストとして活躍する女性は、日本の「国民性」を大絶賛。日本でよく見かける光景に、その国民性が表れているといいます。いったい、日本のどんなところに魅力を感じているのでしょうか。
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電車を待つ光景やエスカレーター利用時の様子に感激
トンガ王国出身の母を持つ、ポリネシアンアーティストのヨーコさん。父は日本人で、日本で生まれたのち、幼少期をトンガで過ごしました。その後、高校卒業を機にニュージーランドへ。結婚、出産を経て日本へ戻り、現在はアーティスト活動だけでなく、太平洋諸国と日本をつなぐ活動も行っています。
そんなヨーコさんは、日本の「真面目な国民性が好き」だそう。とくに、電車やバスといった公共交通機関が時間通りに駅やバス停に来ることや、駅やエスカレーターでは譲り合う光景を目にして感激したといいます。
また、「締め切りがきちんと機能していること」にも感心しているというヨーコさん。それは、日本で暮らす外国人の知人と過ごすときに感じることが多いようです。
「役所に提出する書類の作成やさまざまな申請を手伝うことがあるのですが、そのときに『この日までに書類提出ね!』とか『何時に集合ね!』といった約束をしても、守ってもらえないことがほとんど。謝罪の言葉なんてもちろんありません。日本では、電車が2分遅れただけで謝るのに(笑)」
日本人にとってマナーやルールを守ることは当たり前でも、ほかの国の人には通用しないこともあります。ヨーコさんは知人たちの国民性を受け入れながら、「今では締め切りの期限を1週間早く伝える」ようにしているそうです。
知人たちが日本での暮らしに順応できるよう、精一杯サポートするヨーコさん。「日本人の優しさや気遣いや思いやりの言葉もとても好き」と、うれしそうに話していました。これからも、日本の魅力をたくさん見つけてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)