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ドイツ人が「古い町並みが素敵」と大興奮 ハマった日本ドラマの舞台になった場所で食べたグルメとは
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好きなアニメやドラマの舞台になっている場所をめぐる“聖地巡礼”。実際に作品に登場するものを目にするとテンションが上がりますよね。日本のドラマに興味を持ったドイツ人は、都内にある“聖地”がお気に入りで、何度も足を運んでいるそう。そこでは、おいしいグルメも楽しんだといいます。いったい、どこを訪れたのでしょうか。
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小学生の頃には日本でホームステイも体験
ドイツ人大学生のダビッドさん。インターンシップに参加するため、昨年10月に日本へやってきました。現在、都内でフルタイム勤務しているといいます。
ダビッドさんは小学生だった頃にも、日本に来たことがありました。そのときの目的はスポーツ交流で、ホームステイも体験したそう。大人になってからの再来では、週末にいろいろな場所へ出かけ食事を楽しむなど、日本での生活を満喫しているといいます。
訪れたい場所をリサーチするのも、ダビッドさんの楽しみのひとつ。「行きたいところがいっぱいあって……」と目を輝かせます。日本でインターンシップをしている間に、おいしいものをできるだけたくさん食べるのを目標にしているそうです。
ダビッドさんはこれまでに、海鮮丼やうどん、そばなどの日本食のほか、ハンバーガーやイタリアンなど、気になったお店に足を運んだそう。「工夫のあるものが食べられるのも日本の魅力ですね」と、日本のレストランで提供される食べ物に感激しています。
好きな日本ドラマに登場する町を散策
食べ物だけでなく、日本のドラマやアニメにも興味があるというダビッドさん。作品の舞台になっている場所を訪れることもあるといい、とくにお気に入りの場所が都内にあるそう。
「ドラマ『新参者』を観て、そのエリアに訪れたいと思っていました。日本橋の麒麟像や水天宮、人形町といったエリアを実際に散策してみて、古い町並みが素敵だなと思いました」
「新参者」は、作家・東野圭吾さんが手がけたミステリー作品。人形町を舞台に、刑事の加賀恭一郎が殺人事件に挑む、ファンの間で大人気の「加賀恭一郎シリーズ」のひとつです。2010年には俳優の阿部寛さん主演でドラマ化。同シリーズで映画化された『麒麟の翼』には、ダビッドさんが実際に見たという、日本橋の翼のある麒麟像も登場します。
ドラマや映画のロケ地をめぐるなか、ダビッドさんはたい焼きを堪能。たい焼きといえば、ドラマ「新参者」で、加賀がたい焼きを買おうと店の列に並ぶも毎回買うことができないというシーンがあります。ダビッドさんはドラマに登場した店とは違うお店に行ったそうで、無事にたい焼きを買うことができました。
大好きな街で食べたたい焼きの味は格別。「とてもおいしかったです」と笑みを浮かべていました。日本にいる間にさまざまな場所へ行き、素敵な体験をしてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)