カルチャー
フランス人が「旅の大きな味方」と称賛 日本で出合った心強い場所と気に入った食べ物とは
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便利で親切なものがあふれている日本。8か月間、東南アジアをめぐっているフランス人バックパッカーの女性は、最後の旅先として日本を選びました。さまざまな国を訪れたなか、日本では「旅の味方」と思える場所と出合ったのだとか。そして、お気に入りの食べ物も見つかったそうです。いったい、どんな場所なのでしょうか。
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「日本はとにかく静か!」
フランス人バックパッカーのサンドラさんは、8か月かけてタイやラオス、カンボジア、シンガポールなどを訪れ、日本にたどり着きました。日本には1か月ほど滞在する予定で、東京から大阪、奈良、神戸など各地をめぐります。
実は、サンドラさんは、この長期間に及んだアジアの旅を、日本で終えると決めたそう。「パリ五輪のチケットを入手したので、フランスへ帰るつもり」と、帰国を楽しみにしているといいます。そんなサンドラさんに日本の印象を尋ねると、次のような答えが返ってきました。
「日本はとにかく静か! すごく混み合っているエリアもあるけど、全体的にはゆったり過ごせる広々としたスペースがあるわね」
「人についてもよく知ることができるから」 ボランティアをしながらの旅
また、日本人の印象については、「きれい好きで礼儀正しくて、なにより観光客に優しい」と大絶賛。旅行者として街を歩くだけでなく、そこで暮らす人たちと積極的にふれあうのがサンドラさん流の楽しみ方。ボランティアなどをして、訪れた先で人との交流を深めているそうです。サンドラさんは、日本でも、同じように過ごすつもりでいるといいます。
「日本は宿泊費が高いので、ボランティアをして安く宿泊できるサービスを探すなどしています。そうすれば、日本のことも、人についてもよく知ることができるから」
そんなサンドラさんですが、日本ではすでに「旅の大きな味方」に出合ったそうです。それは「フランスにはない」、24時間営業のコンビニエンスストア。
フランスでは法律によって店舗の営業時間などが決められていて、24時間365日営業するコンビニはありません。どのタイミングで行っても入れる日本のコンビニに、サンドラさんはすっかり魅了された様子。利便性だけでなく、おいしい食べ物の虜にもなったようです。
「コンビニのごはんは最高。少ない分量でいろんなメニューがあって、いろいろ食べられるのがいい。とくにおにぎりが好きで、ツナマヨ、シャケがお気に入り」
サンドラさんのように節約しながらの一人旅において、いつでも気軽に1人分のおいしい食べ物が手に入るコンビニは、本当に心強い存在でしょう。訪れる先々の人と関わりながら、日本での旅を存分に楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)