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どうぶつ

米国で人気 究極の癒し「リストラクティブ・ヨガ」現地体験レポ

公開日:  /  更新日:

著者:パツワルド敬子

精油はひとりにつき数本が割り当てられていて、セルフミックスも可能【写真:パツワルド敬子】
精油はひとりにつき数本が割り当てられていて、セルフミックスも可能【写真:パツワルド敬子】

温かいハーブティーとアロマで歓迎

 普段はフローリングの床に、カーペットが敷かれています。人数分のボルスターとブランケットが置かれ、到着した人から好きな場所へ、持参したマットを広げます。入り口には、受講中も飲み放題のホットハーブティーとアロマ精油が。

 精油は、インストラクターが生徒を軽くマッサージするのに使われました。もちろん希釈して。(精油は直接肌につけてはいけません。希釈オイルで精油の濃度を薄めれば塗布できます)

部屋を丸く囲むスピーカーの音質を意識して、円を描くように配置されたプロップス【写真:パツワルド敬子】
部屋を丸く囲むスピーカーの音質を意識して、円を描くように配置されたプロップス【写真:パツワルド敬子】

 クラス開始前に、体に触ってほしくない人がいないかを確認しました。断る人はおらず、むしろ期待をしている感じだったかも!? マッサージは、1ポーズにつき1箇所。こめかみ・耳の後ろ・首筋・肩・肩甲骨と、ほんの30秒ほど優しく押し触れられるだけなのですが、とても心地よいものでした。

 ポーズと音楽とが相まって、薄明かりの中に精油の香りが漂うと、リラックス感は最高潮に。12人中2人が、数ポーズの間だけ寝入ってしまいました。

 仰向けのポーズでは、閉じた目の上に、ラベンダーハーブ入りのアイピローを乗せます。うつ伏せになるポーズでは、肩甲骨をマッサージし、その後温めた石を乗せてくれました。どのポーズでも、ブランケットを体にかけることを推奨していました。

 ヨガ中は、DJがポーズに合った音を奏でます。ジャンルは、トリップ・ホップ(海外ドラマ『ドクター・ハウス』のオープニングに使われたマッシブ・アタックの『ティアードロップ』に代表される、ヒップホップの影響を受けて発展した音楽)に雨風や波などの自然音をミックスしたもの。要するに、おしゃれだけどリラックスできる音、といった感じでしょうか。