カルチャー
「日本人がそんなに行ったことがないのは理解できる」 アメリカ人が初めての日本で楽しんだこととは
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日本独特の文化を体験することを目的にして、日本を訪れる外国人観光客は少なくありません。あるアメリカ人女性は、日本人でも経験したことが多くないものを楽しみに日本にやってきました。それはどのようなことだったのでしょうか。
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ニューヨーク仕込みの機転の良さで日本を満喫中
アメリカのニューヨークからやってきたケイティさん。今回が初めての訪日です。友人たちとのグループ旅行で、約2週間滞在。すでに東京、京都、大阪、奈良を回りました。
友人グループのひとりがちょうど30歳を迎えることもあり、そのお祝いも兼ねた旅行だそう。離日前には箱根と東京ディズニーリゾートに立ち寄る予定です。
ターミナル駅では、多くの外国人観光客がスマートフォン片手に、どの路線に乗るのか戸惑っている姿をよく見かけます。しかし、ケイティさんたちは大都市ニューヨークから来たこともあり、「地下鉄だったり都会の喧騒だったりに私たちは慣れているので、日本もあまり変わりはないですね」と胸を張ります。その姿は頼もしさを感じるほど。
それでも、街の至るところで日本らしさを感じるそう。実際に来てみて感じた日本の印象を語ってくれました。
「神社仏閣があちこちにあり、日本人の生活に根づいているというのは、アメリカとは全然違うと感じますね」
日本の伝統芸能の歌舞伎を観劇
ケイティさんたちのグループは演劇関連の仕事仲間で、伝統芸能の歌舞伎を東京で鑑賞しました。
「仕事柄、歌舞伎にも興味がありました。でも、日本人がそんなに行ったことがないというのは理解できます。私たちにとってのオペラのようなものなのかなって。上演時間も長いですよね」
日本人でも難しそうなイメージを持つ人が少なくない歌舞伎ですが、ケイティさんは「iPadの説明を見て、ストーリーを問題なく理解でき、楽しめました」と笑顔を見せました。
言葉が理解できないと尻込みしがちですが、現地でしかできない体験をするのが海外旅行の醍醐味のひとつ。歌舞伎だけでなく、さまざま体験を楽しんで帰ってほしいですね。
(Hint-Pot編集部)