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「ニューヨークだったらカオス」 初来日の米国人女性が衝撃を受けた日本の光景とは
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日本を訪れる外国人観光客は、風景や食、文化などに触れるなかで、日本人が“当たり前”と思っていることに感動することがあります。ある米国人女性は、初来日からたった36時間ですっかり日本に魅了された様子。渋谷・スクランブル交差点で見た光景をニューヨークと比較し、感激したようです。
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日本で不思議に感じること 「こんなに混雑しているのに…」
かつては“東京の台所”、中央卸売市場として冷凍マグロの競りなども見学できた築地。今なお場外市場には、食を求めるたくさんの人たちが早朝から足を運んでいます。そこで出会ったのが、米国から初めての日本旅行中だというレクシーさんとリンジーさんです。
10日間の日程でまだ滞在時間は短いものの、レクシーさんは東京の街を歩くなかで不思議に感じていることがあるといいます。
「36時間前に到着したばかりだけど、日本はとても好きだわ。不思議なことは、こんなにいろんなところが混雑しているのに、全然うるさくないの」
日本に初めて訪れる外国人が、駅のホームで時間通りに発着する列車や、整列して順番を待つ人たちを見て驚くことは少なくありません。日本人が公共でのマナーを重んじる振る舞いは、さまざまな場面で称賛されています。
しかし、日本人にしてみれば“当たり前”の文化として根づいているだけのこと。混雑した場所でも「全然うるさくない」のは、人の流れを見ながら歩いたり、周りに気を配りながら会話を楽しんだりしているからなのかもしれませんね。
渋谷・スクランブル交差点の光景にも驚き!
さらに、ふたりは“混み合う場所”として外国人観光客にも知られる渋谷のスクランブル交差点もチェック済み。ニューヨークと比較してとても驚いたそうです。
「あんなに人がたくさんいるのに、みんなどうやって動けばいいのかわかっているっていうのかしら? これがニューヨークだったらすごくうるさいし、カオス状態なのは間違いないわ」
日本を象徴する風景のひとつとして、外国人観光客が写真や動画に収めている渋谷スクランブル交差点。四方八方から人が一斉に行き交うのに、ぶつかったりする人はほとんどおらず、混沌としながらもどこか整然とした光景は、外国人観光客に衝撃的な印象を与えているようです。
このあとは京都、大阪、広島、富士吉田へ行く予定だというふたり。東京とは違う街の景色を楽しみながら、素敵な思い出を作ってほしいですね。
(Hint-Pot編集部)