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フランス人ママが仰天「『日本に留学したい』と言うように」 16歳の娘に影響を与えた、パリ五輪の日本人メダリストとは
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日本のメダルラッシュに沸き、多くの人たちが夢中になったパリ五輪が11日に閉幕しました。日本人選手たちの活躍は、国内だけではなく海外でも注目されているようです。日本旅行を満喫していたフランス人ママは、日本人選手の活躍によって娘さんが「日本に留学したいと言うようになった」ほど影響力があったと話します。その日本人選手とは。
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2回目の訪日 日本独特の暑さには閉口も
家族で日本を訪れているというフランス人のファティさん。前回訪れたのは7年前で、2回目の今回は東京を中心に9日間滞在する予定です。
この日は、一緒に訪日している娘さんがスケートパークで練習に明け暮れるということで、ファティさんはひとりで銀座でのショッピングを楽しんでいました。ただ、連日のように35度を超える猛暑日には、うんざりぎみのようです。
「この暑さに対応するのは、私たちにとっては簡単ではないです。ホテルにいる時間が長くなっていますね(笑)」
日本独特の高温多湿な夏に、思わず苦笑いをこぼしました。
16歳の娘さんはスケートボードに夢中
そんなファティさん家族が再訪日を決めたのには、3つの理由がありました。
「1つ目は日本食、2つ目はスケートボード、そして3つ目は日本人が親切で礼儀正しいからです」
16歳の娘さんは、スケートボードに夢中。ちょうど母国でパリ五輪が開催されていたこともあり、ファティさん一家もスケートボード競技には注目していました。
「日本は国際レベルでも素晴らしい選手をたくさん輩出していて、すごくハイレベル。娘も日本に来るのを楽しみにしていました」
パリ五輪では、堀米雄斗選手や吉沢恋選手らをはじめとする選手たちが躍動。金メダル2つ、銀メダル2つを獲得しました。
「娘は学校で日本語のクラスも取っているのですが、今回の滞在で日本がさらに好きになったみたいですね。ずっと『アメリカのロサンゼルスに留学したい』と言っていたのに、『日本に留学したい』と言うようになりました」
日本人スケーターたちの世界を牽引するような活躍は、娘さんをすっかり虜にしたようです。またの訪日を期待したいところですね。
(Hint-Pot編集部)