円安による割安感などの影響で、インバウンド消費が2023年に過去最高を記録するなど、訪日外国人観光客は増加の一途をたどっています。手軽な値段でおいしい日本食が楽しめるとあって、食べ物に期待を寄せて日本を訪れる人は少なくありません。日本を初めて旅行しているデンマーク人男性は、これまであまり食べたことがなかった日本食が大好きになったといいます。それはいったいどんな食べ物だったのでしょうか。

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デンマークだったら数千円！　日本では半額以下で利用できる便利なもの

　デンマークからひとりで日本を訪れているオリバーさん。今回が初めての訪日です。日本よりも食料品などが高価な傾向にあるデンマークから来たオリバーさんは、「今は円安ということもあって、旅の費用がとても安く感じた」といいます。

　とくに驚いたのは、デリバリーの安さ。デンマークでデリバリーを注文するときと比較すると、日本ではなんと半額以下だというから驚きです。

「デンマークだったら数千円は軽くしてしまうけど、日本では1/3か1/4くらいの値段でおいしいものが食べられるからとてもいいです」

　日本の食事の価格の安さやおいしさに、とても満足している様子です。

デンマークにはあまりない　お気に入りのコンビニ飯とは

　また、デリバリーよりももっと気軽に食べられて、ランチで重宝している場所があるといいます。それは、多くの訪日外国人から便利でクオリティが高いと絶賛されている、日本のコンビニエンスストア。コンビニ飯のなかでも、おにぎりが大好きだそうです。

「好きな具材はスパイシーツナとサーモンかな。僕が行ったことがあるデンマークの日本食レストランでは、お寿司は食べられるけどおにぎりはないです」

　フランス・パリでは専門店に行列ができるなど、ヨーロッパにも定着してきた日本のおにぎり。オリバーさんが暮らす地域では、まだ手軽に味わうことはできないようですが、今回の訪日ですっかり虜になったようです。

　ユニークな食文化を育んでいる日本。帰国まで、ぜひさまざまな食にチャレンジしてほしいですね。

（Hint-Pot編集部）