オムライスにケチャップで書かれた文字やおしゃれなラテアートなど、ユーモアや心遣いを感じるメッセージは、疲れた心をほっこり癒やしてくれますよね。X（ツイッター）では、本格的なカレー店で注文したカレーの表面に書かれた、あるメッセージが話題に。思わずツッコミを入れずにはいられない一枚に、10万件の“いいね”が集まっています。投稿者のマヨズ（26）（@ma_ko_629）さんに詳しいお話を伺いました。

　◇　◇　◇

ツッコミを入れずにはいられなかった日替わりカレー

「日替わりカレー頼んだら『日替』って書かれて出てきて草　知っとんねん」

　そんなメッセージとともに投稿された1枚の写真。ステンレス製の大きな皿の上に、白米と副菜、そしてカレーの入った器が並んでいます。カレーをよく見ると、表面にはクリームで描いたと思しきメッセージが。

　食欲をそそるマイルドなオレンジ色のカレーの上に、ややゆがんで白く浮かんでいたのは、漢字で書かれた「日替」の文字でした。注文者に伝えるためなのか、配膳者が間違わないようにするための配慮なのか……。いずれにしても、厨房で働くスタッフさんの気遣いがうかがえます。

　投稿は反響を呼び、10万件の“いいね”が集まりました。引用リポストには「おもしろ（笑）」「メニュー間違えられてないか食べ始めるまでドキドキしなくて済む（笑）」「従業員の配膳ミス防止に役立つなら、これくらいはっきり書くのって良いアイデア」などの声のほか、注文したメニュー名や辛さが描かれたカレーの写真も寄せられました。

カレー店ではメッセージ付きでお客様を喜ばせる工夫も

　月に2～3回、このカレー店に足を運んでいるというマヨズさん。「頼んだカレーの名前が書かれて提供されたところが、シンプルにおもしろかった」ということで、写真を撮ってXに投稿しました。

　普段はランチで利用することが多いそうですが、夜は食べ飲み放題を行っていて「カレー以外の料理のクオリティも高くて良かったです」とのこと。お店のメニューで気になるのはスムージーだそうです。

　マヨズさんはさまざまな国で、その土地のカレーを堪能しています。今までで一番印象に残っているのは、香港にある重慶大厦（チョンキンマンション）で食べた、本格的なインドカレーなのだとか。

「巨大雑居ビルの中にインド系の人々がひしめくように暮らしていて、2～3階にあるカレー店がとてもおいしかったです。インドまで行かずに本格的なものを食べられますよ」

　カレーにはさまざまな種類があり、色だけではなかなか見分けがつかないこともあります。せっかく足を運んでくれたお客様に間違ったものを提供するわけにはいかないので、お店ならではの工夫だったのかもしれませんね。

（Hint-Pot編集部）