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「フランスの場合はやわらかすぎて苦い部分もある」 フランス人が日本で味わい感動したフルーツとは
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世界から高い評価を得ている、日本のフルーツ。実際に食べた外国人はどのような反応を示すのでしょうか。フランス人の人気YouTuber・アマンディーヌさんは、自身のYouTubeチャンネル「ボンソワールTV BonsoirTV」で、日本のランドセル作りに憧れるフランス人革職人の夢をサポート。日本へ招待し、活動に1か月間密着しました。今回は、帰国直前まで日本を楽しんでもらおうとフルーツ狩りへ。おいしさに驚いたものとはなんだったのでしょうか。
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「実は日本のサクランボが好きなの」 フランスとの違いを比較
「夢応援プロジェクト」と題し、夢を追いかける人の思いや努力、叶える瞬間に密着した企画を7月から新始動したアマンディーヌさん。第1回のゲストは、応募者175組以上の中から選ばれた、フランスの革職人・マチルドさんです。
13歳から革の勉強を始め、「ルイ・ヴィトン」や「エルメス」にも携わる革職人のマチルドさんが叶えたいのは、「日本のランドセルを作りたい」という夢。アマンディーヌさんはマチルドさんを日本へ招待し、さまざまな体験をしてもらう様子を5回にわたって紹介しています。
5回目は、帰国直前のマチルドさんとともに、山形県寒河江市にあるサクランボ農園へ。サクランボ狩りやパック詰めに挑戦しました。
「実は日本のサクランボが好きなの」とマチルドさん。以前、日本へ来たときに食べたことがあるそうです。「フランスの場合は、やわらかすぎて苦い部分もあるから苦手」だと話します。
今年の出来などを聞いたあと、さっそくとれたてをその場で試食したふたり。収穫時期には少し早いため、甘酸っぱい味わいでしたが、マチルドさんは「すーっごくおいしい」「味のバランスが良くて優しい味」と絶賛しました。
さらに、次のサクランボをすすめられて頬張ると、両手でサムズアップ。「おいしい、本当に信じられないほど……サクランボじゃないみたい!」と感動を表現します。マチルドさんによると、「普段慣れているサクランボと比べて、別のフルーツみたいに歯ごたえがある」そう。フランスで食べるものと比べると食感が良く、とても気に入ったようです。
「いつか日本に戻るよ」と誓って帰国したマチルドさん
その後、山形の夏限定の名物「冷やしラーメン」を堪能したり、サクランボの種飛ばし大会を楽しんだりしたふたり。東京へ戻ったあとは、ランドセル作りでお世話になった師匠の元へあいさつに行き、空港へ向かいました。
マチルドさんは日本滞在の感想を聞かれ、実は革職人を辞めようかと悩んでいたことを明かします。しかし、1か月間の日本滞在を通して、再び熱い気持ちが燃え上がってきた様子。「いつか日本に戻るよ」と誓い、フランスへ帰国しました。
動画のコメント欄には「また絶対に日本に来てください! みんな待ってます」「きっとまた会えるよ みんなで待ってるからね」「母国でも明るく楽しく元気に頑張ってねー」など、マチルドさんを応援する声が殺到しています。
(Hint-Pot編集部)