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東京のランドマークとスーパームーンが美の競演 息をのむ一枚に「位置ぴったり…エグい」「なんてエモい」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

東京のランドマークのひとつ、東京スカイツリー(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
東京のランドマークのひとつ、東京スカイツリー(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 月が地球に最も接近したとき、通常よりも明るく、大きく見える月はスーパームーンと呼ばれています。一年に1~2回程度しか見られない美しい輝きを、写真に収めている人は多いでしょう。X(ツイッター)では、東京を代表するランドマークとスーパームーンの競演を切り取った、美しすぎる写真が話題に。投稿者のYuji Shibasaki@Photo(@Yuji_48)さんに、詳しいお話を伺いました。

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「月とスカイツリーのトロフィーみたい」

「今年最初の満月スーパームーン。東京スカイツリーのてっぺんに乗りました」

 そんなコメントを添えて投稿された写真には、白と青でライトアップされた東京スカイツリー(以下、スカイツリー)と大きな満月が写っています。スカイツリーの最頂部には青い閃光が伸び、美しい月を戴いているかのよう。背景の雲から透ける空とのグラデーションと相まって、息をのむような絶景です。

 緻密な構図、人工的な建造物と天体の競演に、2.1万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「なんてエモい」「位置ぴったり……エグいです……」「月とスカイツリーのトロフィーみたいでかっこいいですね」「さすが精密に計算された位置取りと見せ方の素晴らしさです」「This position is perfect!(位置取りが完璧!)」「きれいに乗ってますね」など、国内外から称賛の声が寄せられています。

「頂上に月が来たときは、同行者と一緒に盛り上がりました」

 素晴らしい写真を披露したのは、埼玉県を中心に、近県や都内の夜景や風景などを撮影しているYujiさん。旅行ガイド「まちといろ埼玉」(JTBパブリッシング刊)では、埼玉のおすすめスポット3か所を担当するほどの腕前です。

 大きな話題を呼んだのは、2024年8月20日のスーパームーンを撮影したもの。Yujiさんは、当時の撮影状況を説明してくれました。

「スカイツリーの上に乗った時刻は夜の7時22分。6時50分頃から待機して、月の出6時57分頃から40分ほど撮影していました。場所は、東京スカイツリーまで直線距離にして約7キロ、東京都豊島区の大塚付近からです。スカイツリーの頂上に月が来たときは、同行者と一緒に盛り上がりました」

「きれいに乗ってますね」など称賛が続出した、昨年のスーパーブルームーン【写真提供:Yuji Shibasaki@Photo(@Yuji_48)さん】
「きれいに乗ってますね」など称賛が続出した、昨年のスーパーブルームーン【写真提供:Yuji Shibasaki@Photo(@Yuji_48)さん】

 実は、2023年8月31日のスーパームーンの撮影にも成功したYujiさん。スカイツリー展望回廊の上部に満月が重なった写真で、2.7万件の“いいね”が集まりました。

「満月とスカイツリー撮影が可能な場合は、ほとんど行っています」

 季節などにより満月が出てくる位置が違うため、ぴったりのポジションを求めて撮影場所を変えているそう。また、満月に限らず「天候にもよりますが、三日月や半月の撮影にも行きますね」とのことで、スカイツリーとの天体ショーを数多くカメラに収めています。

 大きな反響を集めいていることについて、Yujiさんは「精密に計算された完璧な位置取りと称賛してくださった方や、実際にこんなことが起こるのかといった驚きの声が多かったのが印象的でした」と話します。

 ほかにも、花が咲き乱れる景色や花火など、さまざまな風景を撮影しているYujiさん。これからも美しい瞬間をたくさん見せてほしいですね。

(Hint-Pot編集部)