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柴犬がトイレをノック 「いぬに順番待ちされるとは」 急かした理由にほっこり
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家族がトイレにこもっているとき、「急いで!」とドアをノックした経験がある人は多いでしょう。それは人間だけではないようです。X(ツイッター)で話題になっているのは、飼い主を急かす柴犬。トイレのドアをノックし、切羽詰まった様子でドアが開くのを待つ姿に、思わず笑ってしまう人が続出しています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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トイレを急かす柴犬に爆笑する人が続出
「飼い主トイレ中。まさかいぬに順番待ちされるとは思ってもみなかった。ノックまでして急かしてきたし」
そんなコメントとともに投稿された動画には、ドアの前に佇む柴犬が映っています。じっとドアが開くのを待っているようで、「キューン」と何かを求めるような切ない声を上げました。
さらに、右前足でドアをカツカツと叩き「聞こえている?」と言わんばかりの表情。中の様子をうかがうように、耳を澄ませています。
この投稿には6000件近い“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「賢い」「笑わせていただきました」「なんでそこに隠れているんだよーという感じかな」「トイレくらいゆっくりさせて~」などの声が寄せられています。
ぽん太くんがトイレをノックした本当の理由とは?
注目を集めたのは、赤柴の男の子で6歳の「ぽん太」くん。子いぬ時代にタヌキのような見た目だったことから、愛らしいお名前を授かりました。性格はとてもやんちゃで、飼い主さんいわく「ジャイアン気質」。いたずらをして飼い主さんを困らせることもあるそうです。
話題の動画は、ぽん太くんの茶目っ気たっぷりな姿を収めたもの。好奇心旺盛なぽん太くんですが、飼い主さんがトイレから出るのを催促したのは、今回が初めてだったといいます。
「トントンと聞こえたので、初めは母かなと思いました。『何?』と聞いたら『ぽん太だよ!』と返事が来たので、代わりに撮影してもらうことに。初めてのことだったのでびっくりしましたし、かわいいやつめと思いました」
飼い主さんがトイレから出ると、笑顔で勢い良く飛びかかってきたぽん太くん。トイレを我慢していたわけではなく、ボール遊びが待ち切れなかったようです。
タイプが正反対の“兄弟” 時間をかけて信頼し合う仲に
活発なぽん太くんには、性格が真逆の“兄”がいます。黒柴の男の子で13歳の「ふく」くんです。穏やかなのんびり屋さんで、素敵なお名前の通り家族に福を招く存在だといいます。
ふくくんは、もともといぬが得意ではなく、ぽん太くんをお迎えした当時もあまり興味を示さなかったそう。しばらくは一定の距離を保っていましたが、今ではすっかり仲良し“兄弟”になりました。
「ぽん太は“お兄ちゃん”が大好きです。ふくも唯一、ぽん太にはちょっかいをかけて遊ぼうとするので、お互いに信頼しているのだと思います」
時間をかけて本当の兄弟のようになったぽん太くんとふくくん。これからも楽しい時間を分かち合ってほしいですね。
○取材協力:柴犬ふく・ぽん太(@fukupon05220205)さん
(Hint-Pot編集部)