海外旅行では、初めて訪れた国と母国を比べて、その違いに驚くこともあるでしょう。友人と一緒に日本へやってきたオーストラリア人は、東京の街を散策。そのとき、母国とは「比べ物にならない」と感じたことがあったといいます。いったい、どんなことに驚いたのでしょうか。

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広大な国・オーストラリアからやってきた4人組

　オーストラリアのシドニーからやってきたエイサンさん、ジョシュさん、クリスさん、アレックスさん。クリスさんは2回目、そのほか3人は初めての訪日です。2週間の滞在で、東京、大阪、京都を観光する予定です。

　4人は東京に到着した日の夜、新宿の街を散策。都会の雰囲気を楽しみました。これから寺院などをめぐり、日本の文化に触れる計画も立てているそうです。

　日本の印象について聞くと、「日本はきれいだよね」とアレックスさん。ほかにも、母国と日本を比較して感じたことがあるといいます。

「日本人は親切で、とても教養があるって感じがする。オーストラリアにも良い人はいるけれど、日本人とは少し違うかな」

　また、アレックスさんは初めての日本でとても驚いたこともあったそうです。

「日本は夜でも人がたくさん出歩いていて、とにかく人の多さにびっくりした！　オーストラリアと人口比でいったら比べ物にならないよ」

　どこを歩いても人がたくさんいる光景が、アレックスさんにはとても新鮮に映ったようです。さらに、クリスさんは東京の人口密度の高さを強調します。

「オーストラリアの全人口は2600万人くらいなんだ。でも、日本は東京だけでその半分くらいの人口なんだよ。オーストラリアに散らばっている人たちが、ぎゅっと東京にいると考えたらびっくりするよね」

　統計局によると、日本の総人口は2024年9月時点で約1億2400万人。そのうち、東京の人口は約1400万人です。日本は、オーストラリアの約1/20の面積でありながら、人口は約6倍といわれています。広大な国土をもつオーストラリアと比較して、日本の人口の多さに驚くのも無理ありません。

　日本と母国の違いを見つけ、驚きながらも旅を満喫しているという4人。まだ始まったばかりの滞在を、最大限楽しんで帰ってほしいですね。

（Hint-Pot編集部）