カルチャー
「想像と違って混んでいなかった」 フランス人が予想を裏切られた 日本の日常風景とは
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日本人にとっては日常に溶け込んだ当たり前の光景や場所でも、アニメやSNSなどを通して海外で有名になり、訪日外国人にとっての観光スポットになっていることがあります。初めて日本にやってきたフランス人男性には、実際に体験してみたところ、想像とは違ってとても驚いたことがあるといいます。それはいったい、どんな光景だったのでしょうか。
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念願叶っての初訪日「いい印象しかありません」
初めて日本を訪れている、フランス人のジュディケルさんとルドリックさん。3週間滞在し、東京近郊や京都、大阪、奈良、広島などをめぐる予定です。
「長い間、日本に来てみたいと思っていたんです」とルドリックさん。その手にはガイドブックを2冊抱えて、旅への意欲にあふれていました。
ふたりは、前日に日本に到着したばかりでしたが、すでに浅草周辺や東京駅へ観光に出かけたそう。そして、2日目のこの日は、新宿や渋谷を散策していたといいます。
「まだ2日しか経っていませんが、日本にはいい印象しかありません」
ジュディケルさんも、しっかりと満喫している様子でした。
「混んでいなかったことですよ!(笑)」
そんなふたりには、日本に来て乗ってみたかったものがあります。それは電車です。
「日本の電車は、とても簡単で使いやすいです。それにきれい。何よりも驚いたのは、想像と違って混んでいなかったことですよ!(笑)」とルドリックさん。
日本の電車は、時間の正確性や安全性、利便性の高さなどが世界的にも知られています。その一方で、都市部では通勤ラッシュ時に混雑率が100%を超えることが日常茶飯事で、満員電車は日本のユニークな文化として有名です。日本で満員電車を体験してみたいという訪日外国人観光客も、少なくないのだとか。
ルドリックさんがあまり混んでいないのと感じたのは、どうやら乗車したのが通勤時間外だったからのようです。日本人の日常への関心を高めているふたり。残りの滞在でも、新たな発見を楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)