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ゴミ袋で防寒防水 災害時に備えるワザを試してみた

公開日:  /  更新日:

著者:鈴木 詩子

【イラスト:鈴木詩子】
【イラスト:鈴木詩子】

首と腕を出す穴の位置がポイント

 ゴミ袋をかぶり、首と腕をそれぞれの穴から出して着てみましょう。着てみて思ったのは穴を少し小さく、浅めに切るほうが暖かいということ。どうせなら、なるべく冷気が入ってこないようにしたいですよね。着ているうちに穴が伸びてきて広がってきました。だから深めや大きめに穴を作るよりも、小さく浅めに穴を作ったほうが、暖かいし、穴も伸びにくく長持ちしそうです。

 次に、新聞紙2枚くらいを適度な大きさに折っておなかの部分に入れたら、新聞紙が落ちないようにゴミ袋の裾を内側に少し折り込んで受けるようにし左右の裾を結びます。

 さらに同様に折った新聞紙を胸の部分、背中や胸にも入れていくのですが……ひとり一人では新聞紙を入れにくいので誰か手伝ってくれる人がいると良いですね。新聞紙を入れると、保温効果が高まるのか、ぬくぬくと暖かいです。もし、蒸し暑い時期に、防寒ではなく雨をしのぎたい際は入れなくても良いかもしれません。