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「日本でがっかりさせられたことは何ひとつない」 アメリカ人が感動した日本独自の食文化とは
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訪日外国人にとって、旅行の楽しみのひとつともいえる日本での食事。初めて訪日したアメリカ人男性は、海外でも近年注目されている、日本独自の食文化を体験し感動したそうです。いったいどんなものが彼の心を動かしたのでしょう。
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初めての日本で人生の一大イベントを決行
アメリカ・サンディエゴからやってきたライアンさん。幼少期を大阪で過ごしたというパートナーのヨーコさんとともに、初めての日本を満喫しています。日本には2週間滞在し、東京と京都、そしてヨーコさんが生まれ育った大阪をめぐりました。
ライアンさんは今回の旅で、人生の一大イベントに挑んだそうです。それはプロポーズ。なんと、ヨーコさんがルーツを持つ日本で、結婚を申し込んだのです。
ヨーコさんはプロポーズを快諾。「婚約したばかりなんです」とライアンさんは幸せいっぱいです。
食いしん坊なふたりも大満足の体験
「ぼくたちはとても食いしん坊なんだよ」と笑うライアンさん。新鮮な海鮮をはじめ、日本ならではの食事も楽しんだそうです。
「日本の食べ物でがっかりさせられたことは何ひとつないです! とにかくなんでもおいしい!」
日本食のクオリティの高さに、目を見張るふたり。とくに驚いたのは、移動中に手軽に食べられるにもかかわらず、本格的な味わいが楽しめるあの食べ物でした。
「東京からの新幹線で食べたお弁当もとてもおいしかったですね! 僕はうな重、フィアンセはチキンカツ重のようなものを食べていました」
ライアンさんが新幹線で食べたのは、長距離の電車移動の旅に欠かせない「駅弁」です。食事を携帯する“お弁当文化”が根づいている日本。近年はアニメなどの影響もあり、海外でもそのまま「BENTO」と呼ばれ、注目が高まっています。
そして、駅弁は外国人観光客にとって魅力がいっぱい。特産品を使った郷土料理が収められていることも多く、時間が限られる旅行中に、移動しながらその土地のおいしい料理を楽しむことができます。
将来を約束したふたりの、幸せに満ちた日本旅行。いい思い出をたくさん残してほしいですね。
(Hint-Pot編集部)