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「日本でがっかりさせられたことは何ひとつない」 アメリカ人が感動した日本独自の食文化とは

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著者:Hint-Pot編集部

アメリカ人の(左から)ヨーコさんとライアンさん【写真:Hint-Pot編集部】
アメリカ人の(左から)ヨーコさんとライアンさん【写真:Hint-Pot編集部】

 訪日外国人にとって、旅行の楽しみのひとつともいえる日本での食事。初めて訪日したアメリカ人男性は、海外でも近年注目されている、日本独自の食文化を体験し感動したそうです。いったいどんなものが彼の心を動かしたのでしょう。

 ◇ ◇ ◇

初めての日本で人生の一大イベントを決行

 アメリカ・サンディエゴからやってきたライアンさん。幼少期を大阪で過ごしたというパートナーのヨーコさんとともに、初めての日本を満喫しています。日本には2週間滞在し、東京と京都、そしてヨーコさんが生まれ育った大阪をめぐりました。

 ライアンさんは今回の旅で、人生の一大イベントに挑んだそうです。それはプロポーズ。なんと、ヨーコさんがルーツを持つ日本で、結婚を申し込んだのです。

 ヨーコさんはプロポーズを快諾。「婚約したばかりなんです」とライアンさんは幸せいっぱいです。

食いしん坊なふたりも大満足の体験

「ぼくたちはとても食いしん坊なんだよ」と笑うライアンさん。新鮮な海鮮をはじめ、日本ならではの食事も楽しんだそうです。

「日本の食べ物でがっかりさせられたことは何ひとつないです! とにかくなんでもおいしい!」

 日本食のクオリティの高さに、目を見張るふたり。とくに驚いたのは、移動中に手軽に食べられるにもかかわらず、本格的な味わいが楽しめるあの食べ物でした。

「東京からの新幹線で食べたお弁当もとてもおいしかったですね! 僕はうな重、フィアンセはチキンカツ重のようなものを食べていました」

 ライアンさんが新幹線で食べたのは、長距離の電車移動の旅に欠かせない「駅弁」です。食事を携帯する“お弁当文化”が根づいている日本。近年はアニメなどの影響もあり、海外でもそのまま「BENTO」と呼ばれ、注目が高まっています。

 そして、駅弁は外国人観光客にとって魅力がいっぱい。特産品を使った郷土料理が収められていることも多く、時間が限られる旅行中に、移動しながらその土地のおいしい料理を楽しむことができます。

 将来を約束したふたりの、幸せに満ちた日本旅行。いい思い出をたくさん残してほしいですね。

(Hint-Pot編集部)