カルチャー
「殺処分になりそうなところを救われてうちに来たねこ」 風呂にまで付いてくる健気な姿に感動の声
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保護ねこの譲渡会で出会ったヒメちゃん
飼い主さんについてきたのは、元保護ねこで1歳半の「ヒメ」ちゃん。甘えん坊で、食欲旺盛な女の子です。1年前、保護団体が開催した譲渡会で飼い主さんと出合いました。
飼い主さんのことが大好きなヒメちゃんは、そばにいたくて、どこにでもついていこうとするそう。話題の写真にも、その様子が写っていました。
「この日は、浴室の扉を開けると風呂場のフタの上に乗って待っていました。飼い主と離れるのが心配なのかもしれません。私が風呂に入って扉を閉めてしまったときは、脱衣場で待っています」
写真を撮影したあとは、「しばらくじっとして、私が風呂から上がるのを待っていました」と飼い主さんは振り返ります。
不運なねこを少しでも救ってほしい
飼い主さんのおうちにはヒメちゃんのほかに、白ねこの女の子「ふく」ちゃんがいます。ふくちゃんも、ヒメちゃんと同じ保護ねこ団体からお迎えされました。
ヒメちゃんとふくちゃんに血のつながりはありませんが、とても仲良し。「たまにけんかもするけど、“ふたり”並んで寝られるくらいの仲良しです」と、飼い主さんは目を細めます。
そんなかわいい2匹と暮らす飼い主さん。保護ねことの暮らしを決めたのには、ある理由がありました。
「外にはたくさんの野良ねこや、保健所で暗い未来を迎えるねこたちがいます。人間が愛情を持って引き受けてあげれば、そういうねこを少しでも救えると思います。保護ねこ団体や保護ねこカフェでは、そういった機会に触れることができるので、社会的にもっと注目されてほしいと思いました」
1匹でも多くのねこが優しい人とめぐり合い、幸せな“猫生”を送れることを願わずにはいられません。
○取材協力:Bonz(@Bonz_zzz)さん
(Hint-Pot編集部)