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「殺処分になりそうなところを救われてうちに来たねこ」 風呂にまで付いてくる健気な姿に感動の声

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

保護ねこの譲渡会で出会ったヒメちゃん

バスタブのフタの上に佇むヒメちゃん【写真提供:Bonz(@Bonz_zzz)さん】
バスタブのフタの上に佇むヒメちゃん【写真提供:Bonz(@Bonz_zzz)さん】

 飼い主さんについてきたのは、元保護ねこで1歳半の「ヒメ」ちゃん。甘えん坊で、食欲旺盛な女の子です。1年前、保護団体が開催した譲渡会で飼い主さんと出合いました。

 飼い主さんのことが大好きなヒメちゃんは、そばにいたくて、どこにでもついていこうとするそう。話題の写真にも、その様子が写っていました。

「この日は、浴室の扉を開けると風呂場のフタの上に乗って待っていました。飼い主と離れるのが心配なのかもしれません。私が風呂に入って扉を閉めてしまったときは、脱衣場で待っています」

 写真を撮影したあとは、「しばらくじっとして、私が風呂から上がるのを待っていました」と飼い主さんは振り返ります。

不運なねこを少しでも救ってほしい

仲良しのコンビの(左から)ふくちゃんとヒメちゃん【写真提供:Bonz(@Bonz_zzz)さん】
仲良しのコンビの(左から)ふくちゃんとヒメちゃん【写真提供:Bonz(@Bonz_zzz)さん】

 飼い主さんのおうちにはヒメちゃんのほかに、白ねこの女の子「ふく」ちゃんがいます。ふくちゃんも、ヒメちゃんと同じ保護ねこ団体からお迎えされました。

 ヒメちゃんとふくちゃんに血のつながりはありませんが、とても仲良し。「たまにけんかもするけど、“ふたり”並んで寝られるくらいの仲良しです」と、飼い主さんは目を細めます。

 そんなかわいい2匹と暮らす飼い主さん。保護ねことの暮らしを決めたのには、ある理由がありました。

「外にはたくさんの野良ねこや、保健所で暗い未来を迎えるねこたちがいます。人間が愛情を持って引き受けてあげれば、そういうねこを少しでも救えると思います。保護ねこ団体や保護ねこカフェでは、そういった機会に触れることができるので、社会的にもっと注目されてほしいと思いました」

 1匹でも多くのねこが優しい人とめぐり合い、幸せな“猫生”を送れることを願わずにはいられません。

○取材協力:Bonz(@Bonz_zzz)さん

(Hint-Pot編集部)