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「箸が使えるようになりたい」 フランス人が3か月間の猛特訓 練習の成果を披露した食べ物とは
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世界から人気を集める日本のラーメン。YouTubeチャンネル「ボンソワールTV BonsoirTV」が人気を博しているフランス人のアマンディーヌさんは、訪日中のお母さんと、夫・玄徳さんのお父さんと一緒にラーメン店へ。そこでラーメン作りを体験する様子が反響を呼んでいます。
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普段あまり料理をしないお母さんとラーメン作りに挑戦
山形県酒田市で暮らすアマンディーヌさん。フランスから訪日したお母さんを連れ、さまざまなことを体験しています。今回は義父も一緒に、酒田市内にあるラーメン店へ。食べるだけでなく、ラーメンを作るところから体験することになりました。
普段、あまり家で料理をしないというお母さん。そんなお母さんが「誰かのために料理を作ることを好きになれたらいいなと思ってる!」と、アマンディーヌさんは今回の目的について明かしました。
お店に着くと、麺を揉むところからスタート。3人はほぐしたり、しっかり押し込んだりして麺を縮れさせていきます。麺の次は、ラーメンにトッピングするワンタン作りに挑戦。肉ダネを薄いワンタンの皮で包み、お母さんは「楽しい~」と笑顔を見せました。
慣れない箸を使いながらラーメンを完成させたお母さん
実は、1年前まで箸が使えなかったというお母さん。フランスでラーメンを食べるときはフォークを使っていましたが、「箸が使えるようになりたい」と、現地のスーパーマーケットでカップラーメンを買い、3か月間、箸の使い方を特訓していたそう。
その特訓の成果を発揮するときが来ました。お母さんはお店の人に見守られながら、麺をゆで、菜箸を使ってどんぶりへ。上手に菜箸を使いこなす姿に、アマンディーヌさんも感激の様子。ワンタンも入れて、1杯のラーメンを完成させました。
お母さんが作ったラーメンは、義父が試食。麺をすすると「おいしい!」とうなずきます。トッピングのワンタンは具だくさんで食べごたえがあり、「ワンタンの中に肉が山だ! 超おいしい」と大絶賛しました。
義父が食べながら喜ぶ姿を見て、お母さんも大満足。「誰かのために料理を作れば頑張れる! おいしいと言われたらまた作りたいと思わせてくれる」と、笑顔を見せます。
アマンディーヌさんが作ったラーメンは、お母さんが食べることに。じっくりスープを味わうと、割り箸で麺を口に運びます。「アマが揉んだ麺がエクセレントです」と、アマンディーヌさんが作ったラーメンに感激しました。
何事にも前向きに挑戦するお母さんに、コメント欄には「ママさんどんどんいろんなことができるようになってますね」「お母さん頑張った証がみなさんの笑顔に現れていてほっこりしました」「日常の食べるという行為が、作る人の愛情や情熱や丁寧さから成り立っているのだと気づかされました」「お母さんがフランスで努力してきたのが伝わる!」などの声が上がっています。
(Hint-Pot編集部)