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「こんなに溶けるのが普通なの!?」 フランス人が25年間食べなかった大嫌いな食材 克服した日本料理とは
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素材の味を生かした、さまざまな調理法がある日本の料理。居酒屋では、みんなでシェアをしながら、手軽にいろいろな料理を楽しめるため、訪日外国人からも人気のスポットになっています。YouTubeチャンネル「ボンソワールTV BonsoirTV」が人気を博す、フランス人のアマンディーヌさんは、お兄さんが日本へ来たことを報告。さっそく居酒屋へ連れて行ったところ、25年間食べていないという大嫌いな食べ物を克服することに成功しました。いったいどんなものを食べたのでしょうか。
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兄のおかげで日本に興味を持つように
日本に来るのは2度目という、アマンディーヌさんのお兄さん。初めて日本へ来たのは6年前でした。しかし、そのときは、台風の影響で計画の半分が中止に。ウナギや寿司が食べられなかったなど、心残りが多くあるといいます。
今回、アマンディーヌさんには、お兄さんのリベンジ旅行をサポートしたい理由がありました。実は、お兄さんも子どもの頃から日本が大好きで、アマンディーヌさんが日本に興味を持ったのはお兄さんのおかげだったそう。今では日本語を話し、日本で幸せに暮らしているアマンディーヌさんは、お兄さんに恩返しをしたいと明かします。
こうして空港でお兄さんを出迎えた、アマンディーヌさんと夫のゲントクさん。久々の再会を喜んだあとは、ゲントクさんが選んだという、ホテル近くの居酒屋へ移動しました。そこは、青森をテーマにした店で、新鮮な魚介類や種類豊富な日本酒を楽しむことができます。
中身を秘密にしたままフライに挑戦してもらうと…
手書きの居酒屋メニューに感動したり、活気あふれる店内の様子に驚いたりと、雰囲気を全力で楽しむお兄さん。まずは、レモンサワーで乾杯します。すると、口に入れた瞬間、「なるほど」と考え込むような表情に。「これは酒じゃないよね?」とレモン味の炭酸水にしか感じなかったようです。そして、「ゴクゴク飲んで簡単に酔いそう」と、初めてのレモンサワーに驚きを隠せませんでした。
その後、運ばれてくる料理を次々とたいらげていきます。なかでも、注目したのはカキフライ。実は、25年前に祖父の家で食べて以来、お兄さんはカキが大嫌いで食べたことがなかったそうです。そこで、アマンディーヌさんは、中身がなんなのかを知らせずに食べてもらうことに。
すると、お兄さんはカキを魚と勘違い。さらに「口に入れた瞬間に……消える!?」「本当にあっという間に溶けてなくなる」と、不思議な食感に目を見張りました。アマンディーヌさんも「すごいね」と、日本食のおいしさを再確認した様子。お兄さんは、「フランスで食べたカキは噛みづらい。こんなに溶けるのが普通なの!?」と言って、おかわりまでしました。
動画のコメント欄には、「カキにも日本とフランスの絆があったんですよね」「アマちゃんを日本好きにしてくれた恩人『アマ兄ちゃん』 こんなうれしいことはない」「お兄ちゃん、25年ぶりにカキが食べられて良かったね」など、明るくて人柄の良いお兄さんの登場に、さまざまな声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)