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「急遽、お部屋を変更することも」 ホテルスタッフに聞いた 予約時点で気をつけたいこととは
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旅行や出張で宿泊することの多いビジネスホテル。だからこそ、いまさら聞けないホテルのマナーや疑問はさまざまあるでしょう。そこで「Hint-Pot」では、年末年始の特別企画として、ホテルの“あるある”や「ホテルのこれってなあに?」といった、素朴な疑問を解消する動画をSNSに投稿している、国内173店舗を展開するホテルチェーン・スーパーホテルの広報担当者さんを取材。今回は、宿泊予約の際に、確認される場合が多いことや気をつけたいポイントなどを聞きました。
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ビジネスホテルで問い合わせや確認が多い“あるある”
同ホテルでは、ホテルの“あるある”や「ホテルのこれってなあに?」といった、素朴な疑問を解消する動画をSNSに投稿しています。まずは、オンラインでの宿泊予約が増えるなか、予約の際などに宿泊者から確認される“あるある”を聞いてみると、実はウェブサイトに情報が載っているケースもあるそう。どのような質問が多いのでしょうか。
「お車でいらっしゃる方もいるので、『駐車場はあるのか』といったお問い合わせは多いです。ホームページでは、各店舗の『館内設備』の項目からご確認いただけるようにしていますが、少しわかりにくいのかもしれません」
そのほかにもチェックイン時などに、ビジネスホテルならではの確認もあるそう。
「仕事でご利用される方のなかには、次のお仕事先に道具類などを宅配便で送られたいといったご要望があることも。指定日時に届くようにするには、いつまでに荷物の準備が必要かなど、確認されるケースは多いですね」
添い寝の未就学児 宿泊代はかからなくても…
小さな子どものいる家族連れで、宿泊先を予約する際に気をつけたいポイントがあるといいます。それは、部屋に宿泊できる定員(人数)です。
担当者さんによると、宿泊施設に関連する法律には旅館業法のほかに消防法があり、保健所の指導も受けるそう。それらに関連して、客室の広さ(平米数)によって宿泊できる定員が決められているといいます。
また、子どもにかかる気になる料金については、ホテルによって異なる面も。同ホテルでは、大人1人に対して、添い寝で利用する未就学児1人の宿泊代を無料としています。しかし、添い寝であっても、注意をしないと定員の規定により、宿泊したい部屋に泊まれない可能性もあるようです。
「たとえば、大人2人に未就学のお子さん1人の場合、宿泊料金は大人2人分のみですが、定員が2名のお部屋にはご宿泊できません。添い寝で問題なく、料金はいただかない条件でも人数としてはカウントされるため、定員オーバーとなってしまうからです。その場合は、定員が3名以上のお部屋をご用意することになります」
仮に、シングルルームでも一定以上のスペースが確保されていて、定員が2名の部屋であれば、大人1人に未就学のお子さん1人の宿泊が可能な場合もあります。
「当ホテルを含め、そうした設定のシングルルームが多い印象ですね。ただ、ホテルによってシングルの定員が1名のみの場合もあるため、添い寝予定のお子さんを連れてご宿泊の際は、確認されたほうが間違いないでしょう」
たとえば、乳幼児で添い寝をするため、大人の人数分だけの部屋の予約が取れていても、チェックイン時に人数と定員が合わないため、希望していた部屋に泊まれない事態に陥る可能性も。
実際は予約の時点で細かく調べ、問い合わせの確認をされるケースがほとんどで、めったにないことだといいますが「チェックインの際に『お子さんもいらしたんだ』とわかり、急遽フロントの担当者が判断し、お部屋を変更することもあると思います」とのこと。
スムーズに旅行を楽しむために、事前の確認はきちんとしておきたいですね。
(Hint-Pot編集部)