どうぶつ
「院長の椅子、ゲット」 元野良ねこと獣医師 動物病院でのほっこりする“ネコハラ”に大反響
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仕事などをねこに邪魔される“ネコハラ”。その愛らしさに、うれしい悲鳴を上げる飼い主さんは多いでしょう。X(ツイッター)では、動物病院で日常的に行われている“ネコハラ”が話題に。のびのびと過ごす元野良ねこと優しい先生の様子に、なんと12万件もの“いいね”が集まっています。飼い主で、東京都足立区西新井にある大師前どうぶつ病院(@6pikuuOTUnIU9W6)の院長・中島渉さんに、詳しいお話を伺いました。
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椅子の争奪戦? 動物病院での微笑ましい光景
「2025ねんも いすとられ せんせい」
そんなコメントとともに投稿された、動物病院で撮影された写真。そこには、顕微鏡を覗く中島さんと、ねこが写っています。ねこは、中島さんが座るはずの丸椅子を占領し、我が物顔でまったりしているようです。
一方、中島さんは検査に集中し、ねこに椅子を奪われたことに気づいていない様子。このあとの展開が気になりますね。
なんとも微笑ましい“ネコハラ”がXで公開されると、12万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「院長の椅子、ゲット」「椅子取りゲーム連敗更新中」「今年もお椅子のパトロールご苦労様です」など、さまざまな声が寄せられています。
後遺症を抱えるポチョムくん “ネコハラ”は日常茶飯事

先生の椅子を横取りしていたのは、推定6歳の男の子「ポチョム」くん。大師前どうぶつ病院の院長である中島さんに保護された、元野良ねこです。下半身不随の後遺症で排尿障害があり、現在はおむつをつけて生活しています。
ポチョムくんが中島さんの椅子を奪うのは日常茶飯事。ときには、デスクの上でまったりしていることもあるそうです。
話題の写真が撮影された日も、顕微鏡を使った検査のため中島さんが立ち上がると、隙を突いたポチョムくんに椅子を取られてしまったといいます。

中島さんの温もりを感じる椅子の上で、ポチョムくんはすっかりリラックスモード。そこから降りようとする気配はなかったようです。
中島さんは、ポチョムくんに椅子を取られたことを気に留めず、その後も立ったまま仕事を続けたのだとか。
優しい中島さんの元で、のびのびと幸せに暮らすポチョムくん。これからも、穏やかで平和な時間が続きますように。
(Hint-Pot編集部)