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「どう言い表せばいいのかわからない」 アメリカ人が本格寿司店で衝撃 おいしさに感動した日本の高級魚とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

日本の寿司を堪能するアメリカ人の(左から)アリソンさん、レリカさん、アーロンさん(画像はスクリーンショット)
日本の寿司を堪能するアメリカ人の(左から)アリソンさん、レリカさん、アーロンさん(画像はスクリーンショット)

 訪日外国人の多くが、“本場”のレベルの高さに感動する寿司。日本でしか食べられない、新鮮でバリエーション豊富なネタも魅力です。外国人観光客においしい日本食を紹介するYouTubeチャンネル「日本食冒険記Tokyo Food Adventures」。運営者のDaisukeさんは、アメリカ人3人組を本格的な寿司店へ連れていきました。3人は日本の海流が生んだ特別な魚の味わいに、感激したようです。

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「板前さんを見るだけで楽しい!(笑)」

 4週間の日本旅行を楽しんでいる、アメリカ・カリフォルニア州出身の3人組に声をかけたDaisukeさん。姉妹のアリソンさんとレリカさん、そしてレリカさんの恋人であるアーロンさんです。3人は、東京のほか京都や大阪、福島、長野など各地をめぐり、日本の食べ物もたくさん楽しんだそう。

 そんな3人ですが、本格的な寿司店は初めて。レリカさんとアーロンさんはカウンター席に目を輝かせ、アリソンさんは「板前さんを見るだけで楽しい!(笑)」と満面の笑みです。

 レリカさんが「かわいい箸置きね」と言うと、「猫なんだね」とモチーフに気づいたアーロンさん。Daisukeさんは「この猫は何をしているか知っている?」と問いかけ、招き猫について説明します。愛らしいだけでなく、意味のあるポーズと知り「幸運を招いているのね」とレリカさんは笑みを浮かべました。

仕事ぶりに釘づけ 「手さばきが素晴らしい!」

「いただきます」と、食事をスタートした3人。ゴボウをアナゴで巻いた煮物、茶碗蒸しといった前菜に続き、板前さんが寿司を握り始めるとその仕事ぶりに釘づけです。

 アリソンさんとアーロンさんはスマートフォンのカメラを向け、レリカさんは「手さばきが素晴らしい!」と寿司を握る手元を見つめます。ハタや車エビ、イクラごはんなど、さまざまなネタを堪能しました。

 つややかな大トロの握りには、「驚異的だわ!」「口の中で溶けちゃう! ありえない!!」「すぐに消えてなくなって驚いたよ!」と、3人は口々に感動を語ります。ただ、その大トロに勝るとも劣らないほど、感激したネタがありました。

 それは、太平洋と瀬戸内海を結ぶ、豊後水道で獲れるマアジの関アジです。同じ海域で獲れるマサバの関サバと並ぶ高級魚。引き締まった身と脂のりが抜群で、刺身や寿司ネタとして人気を集めています。

 関アジの握りを食べると、あまりのおいしさに「うーん」「わぉ!」と感嘆の声を上げる3人。アリソンさんは「最高! ネギと合うわ!」と、添えられた薬味との組み合わせに新鮮な驚きを覚えました。

 アーロンさんも「ネギと魚が相性ばっちり!」と言い、衝撃を受けたようで「こんなにおいしい魚は食べたことがないよ!」と感動を語ります。

「魚自体の味も素晴らしい! ネギの香りともよく合うわ! この香りをどう言い表せばいいのかわからないけれど、おいしすぎるわ!」と、レリカさんも大絶賛。2人にどれが一番お気に入りのネタか聞くと、「今食べたアジが一番かも」とアリソンさんは答えました。

 アーロンさんは「僕はアジかマグロかな。甲乙つけがたいよ」と、真剣に悩んでいるようでした。

 どの料理にも目を輝かせ、おいしそうに堪能した3人に、コメント欄には「日本を旅先に選ぶ人たちは比較的生魚でも躊躇なく食べてくれるのが良いですね。寿司でも刺身でもおいしく食べてくれるとうれしいです」「3人のリアクションも最高で楽しめました」などの声が寄せられました。

(Hint-Pot編集部)