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「やっぱり日本食はすごいんやな」 ドイツ人が30年来の苦手を克服 「なんじゃこりゃ!」とおいしさに驚いた食べ物とは
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いまや世界中で愛されている日本の寿司。魚介の鮮度や職人の技による違いも大きく、本場の味に感激する訪日外国人が少なくありません。外国人観光客においしい日本食を紹介するYouTubeチャンネル「日本食冒険記Tokyo Food Adventures」。運営者のDaisukeさんは、初訪日のドイツ人カップルを本格的な寿司店へ連れていきました。あまりのクオリティの高さに、ずっと苦手だったものを克服できたようです。
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「想像を超えた味だよ!」
2日前に日本に到着したばかりだという、ドイツ人のパトリックさんとマリーさん。ふたりは、1年かけて世界中を旅しているそう。アジア最初の訪問先として、初めて日本を訪れました。
お好み焼きやラーメンを楽しんだというふたりですが、寿司は人生で一度も食べたことがないそうです。パトリックさんは、実は魚が苦手。体に良いので魚嫌いを克服したいと考えていることから、生まれて初めて食べる寿司にとても期待しているようです。
最初の前菜、甘エビを口に運ぶときは少し緊張している様子でしたが、「おーわぉ! 想像を超えた味だよ!」と称賛。苦手意識も薄れたようで、次々と出される料理を楽しみます。
握りの最初に出てきたマグロの中トロに、パトリックさんはカメラを向け「もはや芸術品だね」と言い、見た目の美しさにもうっとり。マリーさんも「食べるのがもったいないくらい!」と、笑顔を見せます。
人生初の寿司に「大好きな味だよ! 最高」と、驚きの表情を浮かべるパトリックさん。自然と笑みがこぼれ「新しい世界が開けたよ!」と、感激をあらわにしました。
あまりのおいしさに「正直、日本を離れたくない!」
パトリックさんは30年も苦手だった魚嫌いを克服し、食べられなかったとは思えないほど、さまざまな魚介類を堪能。さまざまな香りや食感、味わいを楽しめる料理の数々に「海全体を味わっているみたい」と表現します。
そうしたなか、とりわけハイテンションになったのが、小さな器に盛られたイクラ丼にキャビアを添えたものです。初めて食べるというキャビアに驚きつつ、「真珠みたい」とオレンジ色に輝くイクラに目を奪われました。
Daisukeさんに促され、スプーンでごはんとイクラを一緒に口に入れると、パトリックさんは「なんじゃこりゃ!」とびっくり。大興奮でおいしさを語ります。
「これはまるで口の中で弾けるお菓子みたいだよ! 弾けるお菓子の寿司バージョン!(笑)イクラ! 気に入った!」
イクラとキャビアを食べ比べ、「こんな体験ができるなんて」と、手が止まらなくなるほど。マリーさんは「正直、日本を離れたくない! 長期間、住んでいたいわ(笑)」と話し、パトリックさんも「今日の食事は人生で最高」と絶賛しました。
日本の寿司で苦手な魚を克服した様子に、コメント欄には「魚嫌いの方がおいしいを連発してくれてうれしい!」「食べるごとにテンション上がってくのおもしろい」「魚嫌いが寿司で克服ってやっぱり日本食はすごいんやな」「人生で最高の思い出になったでしょうね 30年食べられなかった魚料理を日本で克服できて良かったです」などの声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)