カルチャー
「種類がありすぎてわからなくなります」 イギリス人が大好きだけれど戸惑った日本食とは
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
海外でも広く認知されるようになった日本食。訪日外国人が本場の料理を食べると、そのバラエティの豊富さと奥深さに驚くことが多いようです。日本に留学しているイギリス人女性は、ある料理に使われる素材の種類の多さに驚きました。「わからなくなります」と語った料理とは、なんだったのでしょうか。
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日本に長期滞在中のアリスさんとスカイさん
日本へ昨年8月にやってきたという、アリスさんとスカイさん。ふたりはイギリスの首都・ロンドンの北部にある街の出身です。現在は日本に長期滞在中で、日本文化や歴史について勉強しています。
スカイさんはTikTokを使って、日本滞在中の様子を発信。東京スカイツリーや浅草寺、渋谷などを訪れたときの様子や、大好きなアニメなどについて投稿しています。
毎日勉強に励みながら、日本でさまざまな体験をしているふたり。日本語も少しだけ話せるようになりました。充実した毎日を送るなかで、とくに楽しみにしていることのひとつが日本のグルメです。
お気に入りの日本の食事について、アリスさんがうれしそうに話してくれました。
「私は寿司がとても好きです。イギリスでは生の魚をあまり食べないし、専門的なお店に行かないと食べられません。日本のお寿司に使われる魚は、種類がたくさんありますよね。私は魚の名前を聞いても、どんな味なのかまったく想像がつきません。種類がありすぎてわからなくなります」
握り寿司は、「マグロ」「サーモン」「コハダ」など魚の種類だけでなく、「大トロ」や「中落ち」など食べる部位名もさまざまあります。日本人でも、食に興味がなければどのような味なのか答えるのは難しいかもしれません。アリスさんは本場の寿司の奥深さに、とても驚いたようです。
あと半年ほど日本に滞在する予定だという、アリスさんとスカイさん。勉学にいそしみながら、おいしい魚の種類も覚えられるといいですね。
(Hint-Pot編集部)