人々に大きな衝撃を与えた、広島県竹原市にある「ウサギの島」で起きた虐待事件。広島県警察は、公式X（ツイッター）アカウント（@HP_maplekun）で、事件が起きた大久野島で再び同様の犯罪が起きないようパトロールを強化することを報告しました。投稿には称賛の声が多数、寄せられています。

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「動物への虐待行為は犯罪です」

　約500～600羽ものウサギが棲息することで知られ、「ウサギの島」として多くの観光客が訪れている広島県竹原市にある大久野島。そこで昨年から、多くのウサギが傷つけられる事件が起き、今年1月に動物愛護法違反により犯人が逮捕されました。

　たくさんの人が憤り、心を痛めた事件。そうしたなか、管轄の竹原警察署が「大久野島のパトロールを強化中です」と、同県警の公式アカウントで報告しています。

「動物への虐待行為は犯罪です。このほか、地域住民の安全・安心を脅かす犯罪に対しても厳しく対処していきます」

　そんなコメントの投稿には、2枚の写真が添えられています。1枚目は、パトロールをする2人の制服警察官のそばで、リラックスしている3羽のウサギが。2枚目では、2人の警察官を見つめる、1羽のウサギの後ろ姿が写っています。

　仲間が傷つけられ、怖い思いをしていたウサギたち。心なしか、警察官に向けている視線が、頼もしさを感じているように見えます。

　犯罪には毅然とした態度を示すと表明した投稿に、1万件近い“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には、「事件以来ウサギたちのことを心配していたので、警察官の方たちがパトロールしてくださると、本当に心強いです」「ウサギさんを守ってあげてください　よろしくお願いいたします」「動物に優しく大事に扱ってくれる警察って　それだけで癒やされるしほっこりする」「一見、平和な写真ですが、あんな広く見えにくい場所をパトロールするの大変かと思います。か弱き者たちの平和をよろしくお願いいたします」などの声が殺到しています。

（Hint-Pot編集部）