日本には、あると便利な機能が備わった設備がたくさんあります。その機能性の高さに、外国人が感激することも。日本で暮らすフランス人YouTuberのオレリアン・プダさんは、日本のコンビニエンスストアのATMを見て衝撃を受けたそうです。自身のインスタグラムアカウント（bebechan_france）でその驚きを再現し、反響を呼んでいます。

　◇　◇　◇

両手がふさがった状態でATMの前に立つと…

　日本で暮らし始めて、もうすぐ9年になるフランス出身のオレリアンさん。日本の生活で気づいたフランスとの違いや、日本の魅力などをSNSで発信しています。

　今回は、「日本のATM、細かすぎる気配りで外国人が衝撃を受けた……」のコメントを添え、1本の再現映像を投稿。そこには、街中でコーヒーと傘を手にしているオレリアンさんが、「やばい……お金をおろさないと……」と言いながら、コンビニエンスストアにかけこむ様子が映っています。

　コンビニのATMの前に立ったオレリアンさんですが、コーヒーと傘で両手がふさがっていて操作できません。困っていたところ、ATMの機械に備え付けられたものを見て、顔をほころばせます。

　オレリアンさんの前にあるATMには、コップ置き、傘立て、荷物かけが備わっていました。コーヒーカップをくぼみに置き、傘を傘立ての穴にはめて、カバンを荷物掛けに。こうして両手が使える状態になり、オレリアンさんは「最高」とつぶやくのでした。

　日本人が意識しない設備に気づいたオレリアンさんに、コメント欄には「しっ…知りませんでしたっ!!!」「日本ってこういう『痒いところに手が届く』的なものが多いですよね」「なんという親切な設計！　コンビニのATMにほぼ行かないから知らなかった」「日本は至れり尽くせり……、恐るべしジャパンスタンダード」などの声が上がっています。

（Hint-Pot編集部）