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「一番おいしいのは目玉と言ったんだよ(笑)」 フランス人が驚き 「すごくおいしい」けれど戸惑った料理とは
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世界中から人気を集める日本食。そのおいしさの虜になる外国人は少なくないようで、自分の国へ戻ってからも、日本の味が恋しくなることがあるようです。日本で暮らす、フランス人YouTuberのアマンディーヌさん。自身のYouTubeチャンネル「ボンソワールTV BonsoirTV」で日本を案内したことがある、フランス人男性が再来日したため、割烹定食店を訪れました。久しぶりの日本で、男性はどんな料理を堪能したのでしょうか。
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ワーキングホリデーの前に1か月ほど日本に滞在
日本人の玄徳さんと結婚し、現在は山形県酒田市で暮らすアマンディーヌさん。一昨年、自身のYouTubeチャンネルで「来日密着企画」をスタートさせました。第1回のゲストは「日本人と交流して文化を学びたい」という夢がある、フランス人大学生のエリックさん。アマンディーヌさんがエリックさんをさまざまな場所へ案内し、日本の文化を体験する動画は大反響を呼びました。
そんな企画から約1年が経ち、エリックさんは今年の10月からワーキングホリデーで1年間、日本で仕事をすることに。その前に、日本語を上達させるため、酒田市に住むフランス人の友人宅に1か月ほど滞在することになり、再び日本へやってきたそうです。
再会を喜ぶアマンディーヌさんとエリックさんは、玄徳さんとそのお父さんと一緒に、久しぶりに和食を食べにいくことにしました。
山形の郷土料理も堪能 具材にびっくり!

まず運ばれてきたのは、寒ダラの昆布締めの刺身。器を見ると「俺の大好物まであるぞ……」と、エリックさんは目を輝かせました。大好物は、なんと刺身に添えられていたシソ。「大好き」とうれしそうな表情を見せます。
上手に箸を使い、刺身を口に運ぶエリックさん。じっくりと味わうと、「初めての味だ!! 本当に知らない味だよ! 昆布? 魚?」と感激します。臭みもなく、旨味が凝縮した刺身の昆布締めに驚きを隠せません。
ほかにも、寿司やカツ丼、カニ鍋なども堪能。また、山形県の冬の郷土料理として知られる、どんがら汁も味わいました。どんがら汁には、寒ダラの頭やシッポ、内蔵まで入っているのが特徴だそう。「だしの味が出てすごくおいしいよ!」と、エリックさんも大満足です。
玄徳さんのお父さんが、どんがら汁に入っていた寒ダラの目の部分を食べ「ゼラチンがすごくあっておいしいんです」と説明。「一番おいしいのは目玉と言ったんだよ(笑)」とアマンディーヌさんがフランス語で伝えると、エリックさんは驚き、「うん~……おいしい~」とやや困惑した表情を浮かべるのでした。
日本食を存分に楽しむエリックさんに、コメント欄には「エリックさん……日本を好きになってくれて、ありがとう」「食べ方がとてもきれいで見惚れてしまいました」「日本を満喫してくださいね~」「日本にいる間にいろんなものを食べてくださいね」などの声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)