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「日本は多いなと思いました」 親日家のデンマーク人 日本で買い物中に気がついたこととは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

デンマーク人の(左から)リブさんとジュリーさん【写真:Hint-Pot編集部】
デンマーク人の(左から)リブさんとジュリーさん【写真:Hint-Pot編集部】

「世界一」ともいわれる日本のホスピタリティ。日本のきめ細やかなサービスに、訪日外国人が感銘を受けることは少なくありません。デンマークから初訪日した2人組は、日本での買い物中に母国との違いがあることに気づきました。いったい、どのようなことだったのでしょうか。

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日本文化に興味津々なふたり

 デンマーク人のリブさんとジュリーさんは、今回が初めての訪日です。11日間滞在し、東京と京都を訪れています。

 日本のカルチャーが大好きだというふたり。リブさんは「子どもの頃からスタジオジブリ作品が大好きで、CD-Rに録画して何度も観ていました」と語ります。一方、ジュリーさんも日本食などが好きなのはもちろんのこと、「日本のスキンケアに興味があります」とのこと。SNSでよく目にする、米を使用したフェイスパックをお土産にしたいと教えてくれました。

 日本でしかできない買い物も楽しんでいるふたり。ところが、デンマークとの違いにとても驚いたことがあるといいます。

買い物で感じた「プラスチックの包装」の多さに驚き

「日本はプラスチックの包装が多いなと思いました。買い物をしても、紙袋ではなくてプラスチックの袋に入れてくれることが多い。スーパーマーケットでも、パンなどがすべて個包装になっていますね」

 リブさんによると、デンマークでは、野菜やパンは未包装のまま売り場に並んでいるのが一般的。そして、選んだものは紙袋に入れてもらうそうです。一方の日本では、衛生性や使いやすさから、店頭に並ぶ前から包装されているものが多いでしょう。

 日本でも近年、環境問題への取り組みが進んでおり、2020年にはプラスチック廃棄量削減を目的に、レジ袋有料化が義務づけられました。それでも、外国人観光客の目にはプラスチックの包装が多いと映るようです。

 大好きな日本での滞在で、さまざまな驚きを感じているリブさんとジュリーさん。残りの滞在も、有意義に過ごしてくださいね。

(Hint-Pot編集部)