「おもしろい動きだなーと思い、見ていたら…」

　愛らしい動きで人形をあやしていたのは、みづきちさんの1歳3か月の娘さんです。探究心が強く、ママがやることを観察し、よく真似するそう。音楽が好きで、お気に入りの曲が流れてくると自己流で踊る姿が「とてもかわいいですね」と、みづきちさんは目を細めます。

　すくすくと成長している娘さんですが、新生児の頃はなかなか長い時間、眠ってくれませんでした。それでも、みづきちさんは当時の苦労を明るく振り返ります。

「寝不足の状態でスクワットをしたり、歩いたりして大変だったのを覚えています。自分が寝ないように、好きな音楽をイヤホンで聴きながらスクワットをしていました」

　みづきちさんはある日、娘さんが遊び場で、自分より年下の子が気になっている様子を目にします。そこで、赤ちゃんのぬいぐるみを渡したところ、急にスクワットをし始めたそう。

「おもしろい動きだなーと思い、見ていたら、ふと自分が寝かしつけをしていた動きと重なることに気づきました」とのこと。みづきちさんは、娘さんの姿を動画で撮影し、Xに投稿しました。

　寝かしつけをしてもらっていた温かな記憶が、娘さんの体に残っているのでしょうか。実は数か月前、まだ歩き始める前に、娘さんはスクワットを披露したといいます。そのときの動画は9万件もの“いいね”が集まり、大きな反響を呼びました。

　ちなみに、今回のスクワットのあとは、人形の頭を撫でたり、抱きしめてうろうろしたりしていたそう。娘さんは、人形と楽しい時間を過ごしたようです。

　再び娘さんのトレーニングが話題を集めたことに、「スクワットばかり話題になるなーと、ちょっと笑ってしまいました」というみづきちさん。

　今回の反響に、「自分のほかにもスクワットで寝かしつけをされている方がいて、みなさんも頑張って寝かしつけされていたんだな……と、戦友のような気持ちでリプライを見ていました」と、仲間の存在を感じられたようです。

　ママの真似をして、人形を優しくあやしていた娘さん。これからの成長が楽しみですね。

（Hint-Pot編集部）