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「日本はアジアのイタリア」 食のこだわりを大絶賛の外国人 「これが職人の料理」と感激した和食とは
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いまや世界中で親しまれている和食。しかし、“本場”の味は格別のようです。外国人観光客においしい日本食を紹介するYouTubeチャンネル「日本食冒険記Tokyo Food Adventures」。運営者のDaisukeさんは、2組の外国人カップルを本格的な日本料理店へ連れていきました。和牛のすき焼きに感動した4人ですが、ほかの和食にも感激が止まらなかったようです。
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「日本食は素材の良さを大事にしている」
Daisukeさんが出演をお願いしたのは、ブルガリア在住のオランダ人・マックスさんと、ブルガリア人のエリーさん。そして、ノルウェー在住で両親がフィンランド人とアメリカ人というブーンさんと、アメリカとイタリアの国籍を持つコニーさんの2組のカップルです。
4人は初めての和牛のすき焼きを堪能。マックスさんは、「すき焼きはすべての食材をおいしくする!」とすっかり虜になりました。
ただ、4人が魅了されたのは、すき焼きだけではありません。ヒラメやマグロ、カンパチの刺身が登場すると、コニーさんは「盛りつけが本当にきれい」とうっとり。
新鮮でおいしい日本の刺身に箸が止まらないなか、「私は思うのだけど、日本はアジアのイタリアだと思う」と語り始めたエリーさん。食文化がイタリアと似ていると感じる理由として、「食に対しての質やこだわりがすごい。あと食材の質と鮮度よね! 日本食は素材の良さを大事にしている」と話し、調理や味つけだけでない工夫やこだわりの強さを称賛します。
サツマイモとタマネギを間違えて混乱も

また、4人は、和食を代表する料理のひとつである天ぷらにも大興奮。
エリーさんは「どう食べるの? 塩? 天つゆ?」と矢継ぎ早に質問するほど、興味津々です。Daisukeさんは「個人的にエビは塩がおすすめ! あとは天つゆでもお好きなように」と、天ぷらの楽しみ方をレクチャーしました。
コニーさんは、サツマイモを選んだつもりが、口にしたのがタマネギでびっくり。ただ、そのおいしさに笑みがこぼれます。「私はタマネギが苦手だけど、これはおいしいわ。ネギの強い香りがなくて、食べやすいと思う」と、タマネギの天ぷらが気に入ったようです。
ブーンさんは、大好きだというサツマイモの天ぷらを口にし、「マジかよ……うまっ!! こりゃ最高だわ」と喜びの声を上げました。
「私は大きいエビの天ぷらを食べてみたい!」と、上手に大きなエビを箸で持ち上げたエリーさん。アドバイス通りに塩で食べると、大きく目を見開きます。「エビ天と塩! 相性ばっちりね。おすすめしてくれて、ありがとう。知らなかったら、しょうゆにじゃぶじゃぶつけて食べていたかも(笑)」と、Daisukeさんに深く感謝しました。
マックスさんも天ぷらを味わうと、「マジでおいしい! これが天ぷら職人の料理なんだね」と感激。
ほかにも、さまざまな食材の天ぷらを満喫した4人。「天ぷらは食材の良さを引き立てるよね」とブーンさんがしみじみ言うと、みんなは深くうなずいたのでした。
和食への的確な理解と心から楽しむ様子に、コメント欄には「素材を活かす点で、イタリアと日本の料理は共通していると思います。国の形も南北に長くて似ていますよね」「これだけ食材がおいしいとみなさんに喜ばれてるのが、本当にうれしいですね」「日本の食や文化をよく理解されていて、聞いていてうれしくなりましたし感銘も受けました」などの声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)