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アメリカ人「日本中どこにでもある」と感嘆 日本の街中で見た優しさと思いやりの仕組みとは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

アメリカ人のジェイソンさんと妻のリネルさん(画像はスクリーンショット)
アメリカ人のジェイソンさんと妻のリネルさん(画像はスクリーンショット)

 日本の魅力を発信し続けている、アメリカ人YouTuberのジェイソンさん。2020年に初めて日本を訪れて以来、その後もたびたび来訪。日本の日常にあるささやかな気配りや街の美しさなど、さまざまなことに心を打たれてきました。そんなジェイソンさんには、日本各地を旅するなかで「日本中どこにでもある」と気づき、感心したものがあります。いったい、何に驚いたのでしょうか。

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街を歩けば必ず見かけるものに感動

 日本に7回も来た経験のあるジェイソンさん。妻や生まれて間もない息子とともに、訪日したこともあります。全国各地を旅しており、そんななかで出会った日本の風景や人々のふるまいに、何度も心を動かされてきたそうです。

 そんな日本での経験をもとに、YouTubeで公開している動画「外国人が日本を愛する50の理由【外国人の初めての日本】」は、なんと165万回以上視聴されています。アメリカ人のジェイソンさんならではの気づきは、日本人にとってもとても新鮮です。

 そのなかで、ジェイソンさんが「日本中に目の不自由な人のための通路がある」と紹介したものがあります。その正体は、視覚障害者の歩行を支援する「点字ブロック」。「街中の歩道を歩いていると、長く伸びた黄色の道筋を目にします。それは視覚障害者が歩く場所を示していて、日本中どこにでもあるんだ」と説明しています。

 確かに、点字ブロックは歩道だけでなく、駅や公共施設内など私たちの身近な場所に当たり前のように敷かれていますよね。実は、点字ブロックは日本で生まれたもの。2012年には国際規格が定められ、現在では多くの国に広がっています。

 動画のコメント欄には、「歩道の点字ブロックは日本の発祥だけど少しずつ世界にも広がっているみたいでうれしいですね」「私たち日本人より良いところたくさん知ってそうです」「住んでいると、当たり前のことが海外から見ると素晴らしいことだとわかりました」など、たくさんの感謝の声が寄せられています。

(Hint-Pot編集部)