話題
「日本とは比べ物にならないくらい汚い」 ドイツ人夫婦が日本滞在中に驚いたこととは
公開日: / 更新日:

日本の暮らしには、海外から高く評価される点がいくつもあります。日本で生活する私たちにとっては当たり前でも、訪れた人には強く印象に残ることがあるようです。YouTubeチャンネル「LTブログ」を運営するドイツ人のレナさんは、日本を約2か月旅した自身の両親と「日本のサービス」について語ることに。どんな出来事が、ふたりの記憶に残ったのでしょうか。
◇ ◇ ◇
「ドイツ人では絶対に無理だよ」と時代の移り変わりに残念そうな様子も
日本に2か月近く滞在していた両親を、さまざまな場所へ案内したレナさん。「今日は日本のサービスについて話そう」と、この旅を振り返ることを提案します。すると、お父さんは「日本のサービスの全体的な印象は本当に素晴らしい。少なくともドイツよりは素晴らしい」と口火を切りました。
そんなお父さんがまず思い浮かべたのは、日本だと「トイレがどこにでもあること」でした。隣からお母さんが「そして、素晴らしく清潔」と同意すると、お父さんは「きれいなのはトイレだけじゃないよね」と続けます。
お父さんによれば、ドイツの街は「日本とは比べ物にならないくらい汚い」とのこと。日本の街中には、落ちているゴミやタバコの吸い殻、動物のフンなどがほとんど見られず、その点に感動したそうです。「ドイツは道端にゴミ箱がたくさんあるのに、いっつもあふれているもんね」と、日本暮らしが長いレナさんも、衛生面での違いを実感している様子。
また、お父さんの生まれ育った町では、週末になるとみんなで家の前の道を掃除していたそうで、昔のドイツの姿も語りました。
それを聞いたレナさんは、「日本でも同じことしてるよ」と、京都に住んでいた頃の経験を思い出します。語学学校に自転車で通っていたときは、毎朝、家の前の道を掃除する人の姿をよく見かけたそうです。
お父さんは「本当に素晴らしい文化だよね。ドイツではなかなかできないことだよ」と話し、少し残念そうな表情を浮かべます。お母さんも「ドイツ人では絶対に無理だよ」と、利己的な人が増えている現状を指摘しました。
ほかにも、日本の鉄道や美容院でのサービス、宿泊施設での“おもてなし”など、日本の素晴らしいところをたくさん挙げてくれた、レナさんの両親。
コメント欄には、「フランスで何回かカフェの有料トイレを使ったけど本当にすごいありさまで、これには激しく同意しました」「パパ、ママのコメントは日本人として本当にうれしいです」「日本の当たり前は世界標準じゃなくアメージングなのですね」など、感謝の声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)