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「詐欺罪になるんじゃないの?」 ホテルスタッフが「やってほしくないこと」に驚きの声 ルール違反には重いリスクも
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「少しくらいならいいでしょ」という甘い考えから起こした何気ない行動が、ホテルスタッフを困らせているかもしれません。大阪府大阪市のホテルBスイーツが、公式TikTokアカウント(b_suites.official)で投稿した動画が注目を集めています。「全国のホテルスタッフが思う実はやってほしくないこと3選」と題して、禁止行為に注意を促しました。
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万が一のときに避難誘導や救助が遅れる可能性も
せっかく宿泊するなら、気持ち良く過ごしたいもの。そのためには、ホテルのルールやマナーにもきちんと目を向けたいところです。
動画では、ホテルスタッフの視点から「やってほしくないこと」を3つ紹介。なかでも注目は「宿泊者以外を部屋に入れる」という行動です。
その理由について、「ホテルの部屋の定員は、消防法によって定められています」と解説。コメント欄には、「宿泊者以外を入れる行為は、宿泊契約上、詐欺罪になるんじゃないの?」といった指摘が寄せられています。
ビジネスホテルなどに滞在中、ホテルに内緒で宿泊者以外を呼び込んだ際に、火災や地震などの災害が起きた場合、避難誘導や救助が遅れるリスクがあります。また、防犯上の理由も見逃せません。登録されていない人間の出入りがあると、トラブルや盗難の原因になる可能性もあります。
もしも、ホテルで来訪者と会いたい場合には、ロビーやレストランといったスペースを活用しましょう。または、正規の宿泊者としてホテルに申し出て、人数に応じた部屋に変更してもらい、規定の料金を支払う方法もあります。
このほかにも、動画では「花火の持ち込み」や「深夜2時の元気な電話」といった迷惑行為も取り上げられました。ホテルは、みんなが安心して快適に過ごすための場所。決められたルールを守ることが、お互いにとって心地よい滞在につながります。「旅の恥はかき捨て」という言葉もありますが、ルールは旅先でもきちんと守りましょう。
(Hint-Pot編集部)