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「日本では当たり前なんですが」 フィンランドとの意外な共通点 杏さんが気づいたこととは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

フィンランドでの思い出を語る杏さん(スクリーンショット)
フィンランドでの思い出を語る杏さん(スクリーンショット)

 冬のオーロラやサウナ文化など、さまざまな魅力があり、日本人に高い人気を誇るフィンランド。そんなフィンランドと日本には、実はあまり知られていない意外な共通点があり、そのことに俳優の杏さんが気づいたそうです。3か月間のフィンランド滞在を通じて発見したことを語る動画が、注目を集めています。いったい、どんな点が日本と似ているのでしょうか。

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子どもたちはフランス語の教育が受けられる小学校へ

 家族とともに3か月間、フィンランドに滞在していたという杏さん。フランス・パリに戻り、その経験を語りました。

 滞在先は、フィンランドの首都・ヘルシンキから電車で1時間半ほどの距離にある、タンペレという街。タンペレはフィンランド第2の都市として知られ、世界にたった1つの「ムーミン美術館」があるほか、「サウナキャピタル(サウナの首都)」としても名高い地です。

 杏さんは滞在中、子どもたちを、フランス語の教育が受けられる現地の小学校に通わせていたそうです。そこでは、午前10時半頃に給食があることや、午後12時から1時には学校が終わってしまうことなど、日本やフランスとまったく異なる制度に驚いたといいます。

「ほぼ夜道を1人で登校!」するフィンランド

 その一方で、フィンランドと日本の意外な共通点にも気がつきました。「これは日本では当たり前なんですが」と前置きしたうえで、フィンランドでは小学1年生から1人で登校するという文化に驚いたと話します。

 フィンランドは北にあるため、冬の日照時間がとても短くなります。学校に行く朝8時頃はまだ真っ暗で、「ほぼ夜道を1人で登校!」するそうです。そうしたことから「安全さは日本と近しいものを感じました」と、感銘を受けたと語っています。

 動画のコメント欄には、「フィンランド本当いいですね 日本の感覚と近くて子どもにも優しくてサウナもカラオケも!!」「すっっっばらしい経験をご家族みなさんでされたことが伝わりました~魅力的な国なんですね~」「子どもたち学校行ってたの偉いなぁ」など、さまざまな声が寄せられています。

 ちなみに、2024年の「Global Peace Index(世界平和指数)」によると、フィンランドは13位にランクイン。日本は17位で、いずれも世界で最も安全な国々のひとつとされています。

(Hint-Pot編集部)