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「私たちにとっては願ったり叶ったり」 スウェーデン人が日本と母国を比較して「最高」と喜んだ意外なこととは
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高温多湿な日本の夏に、過ごしにくさを感じる訪日外国人は少なくありません。そんななかでも、母国と比較して快適さを感じることもあるようです。初めて日本へ来たというスウェーデン人は、日本の気候を気に入った様子。いったい、どんなところに魅了されたのでしょうか。
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寒暖差が激しいスウェーデン 日本の気候に歓喜
スウェーデン出身のフィリップさんとティルダさん。ふたりとも今回が初訪日で、20日間の滞在を予定しています。東京を皮切りに、大阪、京都、奈良、広島などをめぐるそうです。
ふたりの日本旅行は、ティルダさんの両親からすすめられて実現しました。
「実は、両親が2か月前に日本へ来たばかりなんです。それで両親から『日本はとても良かった』と言われたのもあって、日本に来ました」
ふたりが日本に到着したのは6月。すでに蒸し暑さを感じる時季ですが、ふたりにとっては快適だったそうです。
「スウェーデンと比べると、暖かくて最高」と笑顔を見せるティルダさん。スウェーデンは寒暖差が激しいそうで、その変化について「困っちゃうよ(笑)」と、フィリップさんも思わず苦笑いします。
スウェーデンにも、日本と同じように四季があります。夏は6~8月で、地域によって気温は異なるようですが、20~30度で湿度も低く、比較的過ごしやすい時季だそう。ただ、フィリップさんによると、出発前日は22度と暖かかったものの、出発当日は8度まで気温が下がったといいます。
「日本は暑くなってきたんだよね? 私たちにとっては願ったり叶ったり!」とティルダさん。季節が移ろう日本の気候に、ふたりは安堵しつつ、これから続く旅を心から楽しみにしている様子が伝わってきました。
スウェーデンとは違った、日本の夏を満喫するふたり。これから行く先々でも、母国ではできない体験をたくさん楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
