日本人から見れば日常に溶け込んでいるものも、訪日外国人の目には新鮮に映ることが少なくありません。アメリカ人YouTuberのジェイソンさんと妻のリネルさんは、定番の観光スポットや日本食以外のものに、驚きと感動を覚えました。ふたりが気づいた日本人の特徴とは、なんなのでしょうか。3つのエピソードを振り返ります。

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アメリカ人が日本の「制服文化」に注目

○「アメリカだったら普段着に帽子をかぶるだけ」　アメリカ人が「プロフェッショナルな姿勢」を感じた日本人の姿とは

　これまでに7回も日本を訪れたことがあるジェイソンさん。アメリカで生まれ育ちましたが、日本にすっかり魅了され、その魅力を世界に発信しています。

　そのなかでジェイソンさん夫妻は、日本の「制服文化」に心を打たれたと紹介しています。リネルさんは「日本の制服がかっこいい。きちんと着て仕事する」と注目。「帽子もついていることが多い」と、細部まで印象に残っているようです。

　ジェイソンさんも「プロフェッショナルな姿勢を、制服を通して示している。きちんとした身なりに信頼感を感じる。この人たちのプロとしての意識と印象を強くする」と共感しています。また、リネルさんは「アメリカだったら普段着に帽子をかぶるだけだったりするから。それも、野球帽にロゴがついているだけとか」と、アメリカとの違いに言及しました。

「日本人は着こなし上手だわ」

○「日本人は上手」　アメリカ人が日本人を見て「単にスタイルが良いってだけではなく」と注目した、意外なこととは

　日本滞在中、ジェイソンさんとリネルさんは、街行く日本人を見て驚いたことがありました。それは洗練されたファッションです。

　リネルさんは「日本人は着こなし上手だわ」と大絶賛。また、「単にスタイルが良いってだけではなく品があるの」と語っています。そして、「プロフェッショナルみたいでとにかく素敵」と感嘆の声を上げました。

　流行を取り入れつつも自分らしさを大切にし、TPOに応じた着こなしを意識する。日本人の服装には、そんな日本ならではの美意識が反映されているのかもしれません。

「ディズニーランドでおそろいを着ている人たちを見たわ」

○「ディズニーランドで見たわ」　アメリカ人が日本人の独特な着こなしに驚き　テーマパークでよく見かけるファッションとは

　訪日のたびに、全国各地を旅しているジェイソンさん夫婦。リネルさんはテーマパークを訪れた際、日本人の独特なファッションに気づきました。

　注目したのは「日本人はおそろいが好き」という点です。「とくに女性ね。そして若い人や子どもたちもそうだといえる」と話し、日本ではペアルックが好まれていることに驚いたそうです。その象徴的なシーンとして、「ディズニーランドでおそろいを着ている人たちを見たわ」と具体例を挙げました。

　実際に、非日常を味わえるテーマパークでは、友人同士やカップル、家族でおそろいの服やアイテムを身につけるペアルックや、リンクコーデをしている姿をよく見かけるでしょう。日本では、流行を楽しむだけでなく、ファッションを通じて遊び心や仲間との絆を表現することも大切にされています。

（Hint-Pot編集部）