赤ちゃんのふわふわとしたやわらかい腕は、ときに別のものになぞらえられることがありますよね。ぷっくりとしたその丸みは、見ているだけで思わず触れたくなるほどです。そんな愛らしい赤ちゃんの腕と、ちぎりパンを並べた写真が、多くの人の共感を呼んでいます。赤ちゃんの成長だけでなく、物価高騰の現実までユーモラスに写された一枚について、投稿者のるーぴぃ（@swimmybabystork）さんに詳しいお話を伺いました。

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ちぎりパンそっくりな赤ちゃんのもちもち腕　物価高も実感

「←長女ちぎりパン　次女ちぎりパン→　3年で値上がりしてる……（笑）」

　そんなコメントとともに投稿された2枚の写真には、それぞれ赤ちゃんの腕とコンビニエンスストアのちぎりパンが並んでいます。ふっくらとしたちぎりパンの形と、赤ちゃんのむちむちとした腕の丸みはそっくり。1枚目は3年前の長女の腕、2枚目は次女の腕とちぎりパンがそれぞれ並べられていますが、2枚を比較すると、ちぎりパンの価格が約30円上がっています。

　投稿は1.2万件もの“いいね”を集め、大きな話題になりました。リプライ（返信）には「やだもう、かわいすぎるちぎりパン　見てるだけで癒やされる」「次女ちゃんお高いのですね」「ちぎりパン高ぁあ」「わずか3年で値上がりするとは、やはり物価高騰は避けられない時代だな」など、赤ちゃんのかわいさと物価高への驚きの声が、多数寄せられています。

姉妹の腕とちぎりパン　3年で見えた物価の変化

　るーぴぃさんは、30代の配偶者さん、3歳の長女、2か月の次女、さらに猫、鳥、金魚と一緒に暮らしています。今回の写真を投稿したきっかけについて伺うと、流行に乗ったことによる楽しい発見がありました。

「長女が赤ちゃんの頃、ちぎりパンと並べて写真を撮ることが流行っており、次女もちぎりパンのような腕になってきたので、同じ月齢のタイミングで撮りました。並べてよく見ると、ちぎりパンが3年前に120円台だったことに気づき、物価高の感想とともに投稿することにしました」

　写真はどちらも、生後2か月のタイミングで撮られたもの。同じようなむちむち具合に、るーぴぃさんは思わず笑みをこぼします。

「ふたりとも生後2か月でもちもちの腕になり、やはり姉妹だなと思いました。上の子はあっという間にすっきりした腕になったので、次女のむちむちの腕を、今のうちにたくさん愛でておきたいと思います！」

　一方で、この3年での物価上昇については、リアルな驚きを感じたようです。なにげなく撮影した写真が、まさに時代の変化を物語る記録になりました。

「120円台でちぎりパンが買えていたことだけでなく、200円近い菓子パンの値段に慣れていた自分にも驚きました。この先、“赤ちゃんの腕”が200円台になる日が来るのでしょうか」

　かわいい姉妹の成長とともに、生活に起こった身近な変化を教えてくれる、心温まるエピソードでした。これから娘さんたちにどんな未来が待っているのか、楽しみですね。

（Hint-Pot編集部）