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「見渡す限り全然ない」「正直、どうかなって思う」 スウェーデン人やカナダ人、イタリア人が日本で戸惑った母国との違いとは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

スウェーデンから来たヨハンさん【写真:Hint-Pot編集部】
スウェーデンから来たヨハンさん【写真:Hint-Pot編集部】

 世界でも有数の清潔さを誇る日本の街。しかし、日本ならではのルールに、初めて訪れる外国人が思わず戸惑ってしまうこともあります。スウェーデン、カナダ、イタリアから来た観光客が口を揃えて驚いたのは、街中にあるはずのものが「ない」ということでした。いったいどんなことに困惑したのでしょうか。

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世界2位の清潔国からも驚きの声

○「見渡す限り全然ない」 スウェーデン人が日本でびっくり 母国なら「どこにでもある」ものとは

 環境パフォーマンス指数で、世界2番目に清潔な国とされるスウェーデンから来たヨハンさん。日本を訪れるのは今回が初めてですが、その清潔さには驚きを隠せません。

「街が清潔で、すごく静かだね。スウェーデンも清潔だけど、ここまでじゃない」と感激するとともに、少々困ったこともあったといいます。

「一番の違いは、見渡す限り、ゴミ箱が全然ないこと。ないよね? スウェーデンだったらどこにでもあるから」

 日本はゴミ箱が少ないにもかかわらず、街中がきれいに保たれることに、とても驚いた様子のヨハンさん。文化の違いを実感しながら、日本の滞在を楽しんでいました。

カナダ人も同じ困惑を体験

カナダから来たシオさん【写真:Hint-Pot編集部】
カナダから来たシオさん【写真:Hint-Pot編集部】

○「正直、どうかなって思う」 カナダ人が街中で見つけられず困惑 「けっこう困る」母国との違いとは

 カナダのアルバータ州在住のシオさん。家族で日本各地を巡り旅を満喫するなかで、ひとつだけ困ったことがありました。それは、街中のゴミ箱がとても少ないことでした。

「ゴミ箱がないよね。そのあたりにないのはけっこう困るし、正直、どうかなって思う。ゴミを持ち歩かないといけないから……」

 日本では、公共の場で出たゴミを自身で持ち帰ることがマナーとして根付いています。事情を知らない外国人観光客のシオさんが戸惑うのも無理はありません。