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「朝からなんか様子がおかしくて…」→愛犬を急いで動物病院へ まさかの診断結果にびっくり 「最強のかわいすぎる」病名とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

甘えるような表情でカメラを見つめるルビーちゃん【写真提供:保護犬ルビー(@RUby0522dog)さん】
甘えるような表情でカメラを見つめるルビーちゃん【写真提供:保護犬ルビー(@RUby0522dog)さん】

 愛犬の体調に異変を感じたとき、飼い主は心配で、いてもたってもいられなくなるものです。いつもと違う様子を見ると、すぐにでも病院に連れていきたくなりますよね。X(ツイッター)では、病院で思いがけない診断名を伝えられたという投稿が、2.2万件もの“いいね”を集めて話題になっています。いったい、医師からどんな診断が下されたのでしょうか。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

朝から様子がおかしい愛犬を病院に

「今日は朝から何か様子がおかしくて、散歩もゆっくり。何度も鼻で私を突いてくる。ヒンヒン鳴く 心配になったので病院へ 結果は 甘えん病だって」

 そんなコメントとともに投稿された写真には、動物病院で発行された診療費明細書の一部と、飼い主さんの腕に顔をのせ、じっとこちらを見つめるいぬが写っています。つぶらな瞳で、まるで「かまって」と訴えているような愛らしい表情を見せています。

 この投稿がXで公開されると、2.2万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「なんだよそれ~! 病気かと思わせといて『甘えん病』って診断、最強にかわいすぎる」「心から甘えられる人に出会えて良かったね」「うちの子も最近、その病にかかっています」など、ほっこりした人たちからの声が数多く寄せられています。

「甘えん病」を発症したルビーちゃん

受診費は痛かったけれど、診断を聞いて安心…【写真提供:保護犬ルビー(@RUby0522dog)さん】
受診費は痛かったけれど、診断を聞いて安心…【写真提供:保護犬ルビー(@RUby0522dog)さん】

 投稿の主役は、元保護犬の「ルビー」ちゃん。8歳になる中型犬です。名前は、保護されたときにつけられたものを、そのまま呼び続けているそうです。とてもビビりだそうですが、仲良くなった人やいぬには自分からあいさつに行く、社交的な一面も。チャームポイントはクリクリの目です。

 飼い主さんは、先住犬が旅立って2年ほど経った頃、そろそろまたいぬと暮らしたいと思ったそう。そうして保護犬サイトを見ていたとき、掲示板でルビーちゃんと出会いました。実際に対面してフィーリングも合ったことから、とんとん拍子に家族として迎え入れることになったそうです。

 そんなルビーちゃんが、ある朝、いつもと違う様子を見せていました。夏バテかと思った飼い主さんは、念のため、病院へ行くことにしたのだそう。診察の結果、獣医師から告げられたのは「甘えん病」という意外な診断名。ルビーちゃんのことをよくわかっている先生は、笑っていたそうです。

 一方、「甘えん病」という診断を聞いて、飼い主さんの心境は複雑でした。

「正直、検査費用は痛かったです。でも、何もなかったのでとても安心しましたし、同時に笑ってしまいました」

 病院から帰宅後、ルビーちゃんの「甘えん病」はというと……。

「まったく良くなっていません。さらにかまってちゃんになり、悪化している気がします」

 愛犬の体調を心配して、病院に駆け込んだ結果が「甘えん病」だったという、ほっこりするエピソード。ルビーちゃんにとって、心から信頼できる飼い主さんに出会えたことの表れなのかもしれませんね。

○取材協力:保護犬ルビー(@RUby0522dog)さん

(Hint-Pot編集部)