年々厳しさを増す日本の夏。高温多湿な環境に対応するため、日本人にとっては当たり前の暑さ対策も、訪日外国人には新鮮な光景として映ることがあります。初めて日本を訪れたドイツ人カップルも、街中で初めてみたという暑さ対策に、思わず目を奪われたようです。いったい、どんなアイテムだったのでしょうか。

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念願の日本を訪れたドイツ人　「長い間、来てみたいと思っていたんだ」

　ドイツから初めて日本を訪れた、レアさんとパスカルさん。3週間という長期滞在で、東京を拠点に長野や京都、富士吉田、下田、仙台と、日本各地をめぐる予定だといいます。

「長い間、来てみたいと思っていたんだ」

　そう語るパスカルさんの横で、レアさんも日本旅行への期待を隠せない様子でした。

「本当は南の島にも行きたかったんだけど、今回は下田で我慢することにしたの（笑）。ダイビングはしないし、ただ泳ぐだけなんだけど。日本は小さいかもしれないけど、長いから旅程を立てるのが大変だった」

「ドイツでは日傘も見たことないよ！」

　念願の日本を満喫しているふたりは、東京で、ドイツでは見慣れない光景を目撃したそう。それは、日本人が当たり前のように使っている、暑さ対策のアイテムでした。

「もちろん、ドイツでは日傘も見たことないよ！　日本で初めて見た！」

　パスカルさんが驚きを隠せない様子で話すと、レアさんも笑いながらつけ加えました。

「ドイツでは日傘どころか、雨でも傘を差さないかもね（笑）」

　ヨーロッパでは、雨天時でも傘を使わない人が多いといわれています。日本であれば紫外線対策や熱中症予防に欠かせない日傘ですが、ドイツから来たふたりには、まったく新しい暑さ対策グッズとして映ったようです。

　まだまだ暑さが続く日本。アイテムを使いつつ、残りの滞在も快適に過ごしてほしいですね。

（Hint-Pot編集部）