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「『違う、違う』って言われて驚いたわ」 ルクセンブルク人万博スタッフが日本でびっくり イメージが大きく異なったこととは

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著者:Hint-Pot編集部

ルクセンブルク出身のアレンさん【写真:Hint-Pot編集部】
ルクセンブルク出身のアレンさん【写真:Hint-Pot編集部】

 連日、多くの来場者でにぎわう2025年大阪・関西万博。その会期も、いよいよ1か月を切りました。持続可能な未来に向けた循環型社会の実現をテーマに、革新的な環境技術やサステナブルなライフスタイルを提案するルクセンブルク館。そこでボランティアとして働くアレンさんは、記録的な猛暑となった日本の夏に、意外な魅力を感じているといいます。

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ボランティアとしてルクセンブルクパビリオンで活動

 ルクセンブルク出身のアレンさんが日本へ来るのは、今回が初めてです。現在は、ルクセンブルクパビリオンでボランティアとして活動しています。万博が閉幕する10月中旬まで滞在する予定で、今回の万博参加はアレンさんにとって、大きなチャレンジでした。

「最高な経験になると思う。多文化が集まる万博には前からとても興味があったし、新しいテクノロジーやサステイナブルな取り組みを知ることもできる。それに、日本に行けるっていうのも、今回ボランティアに応募した要因のひとつだったの」

 今年の日本の夏は、統計開始以来、猛暑日を記録した地点数が記録的な多さに。外国人のアレンさんは、どのような印象を受けたのでしょうか。

「(日本の夏は)悪くないかなって思う。というのも、ルクセンブルクの夏は短くて、本当に暑いときは1~2週間しかないの。日本は湿度は高いけど、夏が長くてうらやましい。それと、セミが鳴く声。あれはルクセンブルクだと夏の始まりなんだけど、日本では『違う、違う。セミが鳴くのは夏の終わり』って言われて驚いたわ」

 日本では、梅雨明けの頃からミンミンゼミなどが鳴き始め、夏の終わりにはツクツクボウシが涼しげに声を響かせます。アブラゼミやヒグラシなど種類も多いですが、ヨーロッパではセミの分布が限られ、鳴き声を聞く機会も少ないといいます。

 記録的な猛暑ですが、初めての日本を経験するアレンさんにはぜひ、母国と異なる長い夏を楽しんでほしいですね。

(Hint-Pot編集部)