四季折々の景観に彩られた街の美しさや、多様で奥深い食文化など、日本は訪日外国人を虜にする魅力あふれる国です。そんな日本を舞台に、陸上の世界選手権東京大会が開催され、各国から来日したアスリートたちは競技以外でも日本での時間を満喫しています。南アフリカ共和国の女子選手は、東京の定番スポットを巡り、日本ならではのグルメを堪能しました。いったい、どんな体験をしたのでしょうか。

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渋谷の名所巡りから回転寿司まで東京を満喫

　南アフリカ代表として、13日の女子35キロ競歩に出場した南アフリカのジェシカ・グルーネヴァルト選手。自身のインスタグラムで日本での充実した時間を紹介しました。

「東京探検」との投稿には、20点もの写真や動画が添えられています。渋谷のセンター街やスクランブル交差点といった世界的に有名な東京の象徴的なスポットを訪れた様子。ほかにも、山手線や柴犬、抹茶ドリンクなどの写真から、日本の都市文化を肌で感じた様子がうかがえます。

　そして注目は、回転寿司店での体験です。カウンター式の横並びの席に座った写真や、注文する際のタッチパネルの画面も紹介しています。タッチパネルのメニューは英語表記にも対応しており、初めてでも安心して注文できた様子が伝わってきます。日本の心配りに、彼女もリラックスして寿司を楽しめたのでしょう。

ユニークな寿司を堪能

　ジェシカ選手は、サーモンの握り寿司の上に玉ネギスライスとマヨネーズが乗った一品や、白身魚の握りにマヨネーズをかけて軽く炙った寿司などを堪能。伝統的な江戸前寿司とはひと味違った、現代的なアレンジが施されている人気のメニューを味わったようです。

　回転寿司は、リーズナブルな価格で本格的な寿司を楽しめることから、訪日外国人に高い人気を誇ります。タッチパネルでの注文システムや、ベルトコンベアで運ばれる寿司を自由に取る仕組みなど、お客様のことを考えた日本ならではの工夫がたっぷりです。

　母国ではなかなか味わうことのできない日本の味を存分に楽しんだジェシカ選手。競技への集中とともに、日本の文化や食を通じて貴重な体験を積んでいる様子が伝わってきます。投稿にはファンから「日本を楽しんで!!」といった温かいコメントが寄せられました。

（Hint-Pot編集部）