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「嫌だなぁって思っていた」→「良かった!」 ルクセンブルク人万博スタッフが日本滞在で心配していたこととは
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2025年大阪・関西万博も閉幕まで1か月を切りました。連日多くの来場者で賑わう万博会場では、各パビリオンで働く外国人スタッフたちが訪問者を迎えています。デジタル技術を用いて、自然や人々の暮らしなどを紹介している、ルクセンブルクパビリオン。そこで働くルナさんは、初めて体験する日本の夏の湿度に大変な思いをしつつ、気になることがあったといいます。いったい、どんなことが気になったのでしょうか。
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「今ではやっと慣れてきたけれど……」 初めての日本の夏に驚き
ルクセンブルク出身のルナさんは、今年6月に初来日。万博終了後には帰国して学生に戻る予定です。日本で過ごす初めての夏は、想像以上に過酷なものだったといいます。
「慣れるのにとても大変。とくに湿度が高くてジメジメしているのがね。今ではやっと慣れてきたけれど……」
ルナさんが驚くのも無理はありません。日本の夏は湿度が75%を超える蒸し暑さで不快日となることも多いですが、穏やかな海洋性気候のルクセンブルクの夏は比較的湿度が低く過ごしやすいとされています。
そんなルナさんには、湿度以外にも気になることがありました。
「湿度が高いと髪の毛は広がりやすくて、嫌だなぁって思っていたんだけれど、なぜか私の髪は大丈夫で、そんなに広がらないみたいで良かった!」
髪の毛の広がりは、多くの人が高湿度の環境で経験する現象です。幸い、ルナさんの髪質は湿度の影響をそれほど受けなかったようですが、こうした小さな懸念も、初めて日本で夏を過ごす人にとっては大きな関心事なのかもしれません。
ルナさんにとって大変だった日本の夏も終わりが近づいています。万博閉幕に伴う帰国まで、日本での残り少ない時間を楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
