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「最高にクールだったよ」 ドイツ人が日本の新幹線を初体験 乗車前に困惑するも、感動した出来事とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

名古屋駅エリアを散策する、ドイツ人の(左から)レナさんとクエンティンさん(スクリーンショット)
名古屋駅エリアを散策する、ドイツ人の(左から)レナさんとクエンティンさん(スクリーンショット)

 日本の公共交通機関の発展は目覚ましく、精密性と利便性を兼ね備えたシステムは、多くの外国人観光客を驚かせています。YouTubeチャンネル「LTブログ」を運営し、名古屋で暮らすドイツ人YouTuberのレナさん。密着企画第5弾のゲストとして迎えたクエンティンさんとともに、名古屋駅エリアのランドマークを訪れました。ゲストが日本での思い出を振り返り、深い感動を覚えたこととは、いったいなんだったのでしょうか。

 ◇ ◇ ◇

名古屋で一番高いビルから見た光景

 レナさんの密着企画のゲストとして、ドイツにある人口たった365人の村から、日本へやってきたクエンティンさん。レナさんとともに名古屋駅エリアを散策し、ミッドランドスクエアの展望台へ足を運びました。

 ミッドランドスクエアは、地上47階建てで247メートルという、中部地方で最も高いビルとして知られています。展望台から見える、高層ビルが立ち並ぶ都市の景色に、ドイツの小さな村で暮らすクエンティンさんは驚きを隠せない様子です。

 展望台からは、新幹線が交差する様子も見えます。その光景を眺めていると、クエンティンさんが、大阪を訪れるため新幹線に乗ったときのことを振り返りました。初めての新幹線体験について、興奮ぎみに語ります。

「初めてだったからすごく楽しかったよ! ドイツにいるときから予約はしてたんだけど、どの改札を通ればいいかわからなかったから、駅の中をたくさん歩いちゃった」

駅員さんに助けてもらい感謝

 戸惑いながらも、無事に新幹線に乗車したクエンティンさん。さらに、実際に体験してみると「全部の電車が時間通りに来るんだよ」と、驚きの発見があったといいます。

 日本が誇る、新幹線の世界最高水準の定時運行率。実際に、2022年度の東海道新幹線の平均遅延時間は、年間で1.1分という驚異的な数字を記録しています。

 時間の正確さに感動しつつも、複雑な駅の構造には戸惑いがあったというクエンティンさん。しかし、そこで出会った人の温かさに感動したといいます。

「名古屋駅に来たはずなのに、東京って書いてあって混乱したよ。大阪とも書いてあったよ(笑)。けど、職員の人が親切に案内してくれたんだ! それのおかげで時間にも間に合ったよ。最高にクールな人だったよ!」

 日本の新幹線が世界から高い評価を得ている理由は、速度や技術力だけではありません。乗客への細やかな配慮も、多くの外国人旅行者に強い印象を与えています。クエンティンさんの体験からは、サービス面でも世界的に高い水準であることが伝わってきました。

 動画のコメント欄には、「日本を楽しんでいるみたいですね」「私も田舎から初めて都会に出てきたときは衝撃がありました」「クエンティンさんのはしゃいでる姿を見てたら、次に名古屋行ったときに展望台行ってみようかなと思っちゃいます」といった声が寄せられています。

(Hint-Pot編集部)