新型コロナウイルスによる渡航制限が緩和され、外国人観光客の姿を見る機会も増えてきました。2022年は、ジャスティン・ビーバー夫妻やケンダル・ジェンナーなど海外セレブが続々とお忍び来日を果たしていましたが、今年に入っても日本を満喫したいスターは後を絶たないようです。あるハリウッドスターもお忍びで東京での休暇を満喫。そこで感じた日本の素晴らしさをインタビューでアピールしています。

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ミニブタカフェの行列にびっくり！

　映画『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』のジョン・グローガン役や、ディズニー＆ピクサー映画『カーズ』の主人公ライトニング・マックィーンの声優としても知られる米俳優のオーウェン・ウィルソン。先日、米テレビ局「ABC」の人気トーク番組「ジミー・キンメル・ライブ！」に出演した際、日本の素晴らしさを司会のジミー・キンメルと視聴者にアピールしました。

「そう、バケーションだったんだ。先週、僕は東京にいたんだよ。行ったことあるかい？」と切り出したウィルソン。「ないんだ。行きたいね。僕のリストのトップなんだけども」と司会者が返すと、「アメージングだ。まず気づいたことは、いかに静かな街なのかということ。1400万人ぐらいの人口だけど、とにかく静かなんだよ。車のクラクションの音なんて聞こえない」と、ウィルソンは米ロサンゼルスの騒々しさと比較し、東京の大都市ながら落ち着いた雰囲気に感銘を受けた様子でした。そして、街中では楽しいカルチャーショックが待っていたそうです。

「すごく興味深かったのは、友達と歩いていたらすごい行列ができていたんだ。何が起きているんだと覗き込んでみると、小さなカフェ。ちょっとおかしいんだけど、みんな超小型の豚とお茶かコーヒーを飲むために並んでいたんだ。そう、豚なんだよ」

　ウィルソンは小さな豚に興味津々でしたが、あまりの行列で店には入れなかったそう。その代わりに入店したのはフクロウカフェ。そのときに撮影した動画も番組内で公開しています。

　実はウィルソンが東京でのエピソードを明かしたのは、キンメルがアカデミー賞授賞式の司会という大役を終えたばかりだったため、その負担を軽くしようという優しい心遣いからだったそう。周囲の人々にそれほど気づかれなかったこともあり、「東京は楽しかったかって？　楽しかったよ」「ごはんは信じられないほど最高だった」と話すほど、終始満喫できたようです。

（Hint-Pot編集部）